JID連続セミナー「温故知新」物語、江戸をテーマに開催

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(社)日本インテリアデザイナー協会(JID)では、10月25日(火)に江戸東京博物館にて、デザインセミナー「今に息づく職人こころの技『江戸のかたち』粋の話」を開催、インテリアデザイン関係者約140名が受講した。
JIDでは現在、全12話となる連続デザインセミナー「日本の意匠『温故知新』物語 これまでのデザイン、これからのデザイン」を数年にわたって実施中で、今回のセミナーは第1話「超ハイテク新素材『ナノフロント』進化する繊維の話」、第2話「1300年生きつづける常若の心『伊勢の神宮』秘められた意匠の話」に続く第3話目として行われたもの。
今回テーマとなった「江戸」は、現在の日本文化、モノづくり、デザイン、匠の技を形づけた都市であった。セミナーの第1部では、その江戸の文化醸成について専門家の小澤弘氏(東京都江戸東京博物館 都市歴史研究室室長 教授)を招き講義、第2部では江戸を引き継ぐ「東京」をテーマに、中央区の街づくりを担ってきた吉田不曇氏(東京都中央区 副区長)が、街づくりの在り方について語った。いずれも現在の物質文化に警鐘を鳴らすもので、人や心を中心としたモノづくり、デザイン、街づくりであるべきとするなど、大変興味深いものとなった。
講演の後は、両講師に加え(株)トミタの富田亙正社長が参加してのトークショーも行われ、さらに熱い議論が展開された。
なお第4話は漆をテーマに来春行われる予定。