夫の小遣い「3万円以下」が5割超、家計の管理をするのは82%が「妻」。

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ソフトブレーン・フィールドは10月26日、家庭における夫のお小遣いの実態や、家計にまつわる夫婦のかけひきを浮き彫りにするべく実施した「夫のお小遣い実態調査」の結果を発表した。

この調査は20代〜60代の既婚女性811人を対象に行われたもの。まず、家計の管理を誰がしているのかについてたずねたところ、全体の82%が「妻」となった。また、夫の“お小遣い制”を取り入れている家庭は76%で、小遣いをめぐる夫婦の交渉では、いろいろなケースが見られている。

具体的には「月初めにまとめて渡すと途中でなくなるようで、月末に近づくにつれ私の財布から毎朝気づかれないように抜いていく」(夫=40代)、「ウチの主人は浪費家なので、以前は月1万円のお小遣いでしたが5万円程カードを使用していました。カードを回収して、月3万円にしましたが、結局違うカードで2万円位使っています」(同20代)、「自分のお菓子などが欲しいと一緒に買い物についてきて欲しいものを私のカゴの中に入れている」(同30代)、「夫のお小遣いから、車のガソリン代など家計費からの支出費を立て替えた時はレシートがなければ返金しない」(同50代以上)などなど、夫婦間の日常でのかけひきが垣間見られる声が寄せられた。

また、「あればあるだけ使うので、たくさん渡せません。結婚前は、何でも買ってくれたり、おごってくれたりするのが素敵でしたが、結婚してしまうと、その性格がイラッとします」(同30代)など、家計を共にするがゆえの悩みもあるようだ。

次に、夫のお小遣いの金額について質問した。その結果、「3万円以下」が全体の5割以上で、20代では81%、30代では73%、40代では53%、50代以上では32%と、年代があがるごとに徐々にお小遣い金額が増える傾向に。具体的には「最近、昇進したので、お小遣いを2万5千円から3万円にUPしてさしあげました」(同30代)や「結婚23年目ですが新婚当初から3万円を22年間続けていました。子供の教育費が終了したので去年4月から4万円にしています。平均お小遣いより少なくても文句を言わない(時々春闘していましたが)主人でした。でも、ボーナス時には年2回16万円渡していました」(同40代)など、夫の収入や家計バランスなどに応じてお小遣いの金額も変化している。

続けて夫のお小遣いに含まれる費目についてたずねると、お小遣いの金額が増えるほど、費目が増える傾向が見られた。唯一タバコ代のみ、10万円以上の層がほかの層よりも、支出している割合が低い結果となっている。大多数を占める3万円以下の家庭は、手作りのお弁当などで昼食代などを工夫しているケースが多く、雑誌・書籍代、交遊費やタバコ代などゆずれない趣味・道楽1つに絞って、お小遣いを使っているようだ。

具体的には「夫へのお小遣いが少ない分、昼食代は含まれていません。基本はお弁当を持って行っていますが、私の都合で作れない時は、昼食代(罰金)として1,000円払うことにしています」(同20代)や「お小遣いは月1万1千円と少ないですが、お弁当や水筒は渡しているし、夫の髪は、夫婦協力して切っています。他に、服飾費も半年に2万円支給なので、お小遣いは、漫画とお菓子代に消えているようです」(同30代)など、3万円以下でやりくりするために、さまざまな工夫をしている様子がうかがえる。

そして最後に夫のお小遣いに関するエピソードを質問。すると、「結婚以来、お小遣いを増やすことができないでいたら、小遣いの一部を株に投資し始めた。最初は少額だったが、投資に没頭するうちにかなりの額になったようで、子供や私によくプレゼントをしてくれる。できれば家計にまわしてほしいが、元手が小遣いなだけに、口出ししないようにしている」(同40代)、「残業を頑張ってくれた月には、お小遣いを少し多めにあげます。そうすると、また頑張ろうという気持ちになってくれるみたいです」(同30代)、「お小遣いの中から少しずつ貯めているみたいで、結婚10年目に10万円、20年目に20万円感謝状と一緒にもらいました」(同50代以上)など、日々をともにする夫婦ならではの思いやりや、夫婦の絆を感じるエピソードが多く寄せられた。