いよいよUFCデビューを迎える日沖、楽な相手はUFCに存在しないことをよく理解している

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いよいよ日沖発のUFCデビュー戦が、今週末29日(土・現地時間)に迫ってきた。ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで開催されるUFC137「Penn vs Diaz」、メインカードが三度発表されることになるなど、ハプニング続きの同大会のPPVラインナップ枠で、日沖はジョージ・ループと対戦する。

ループの戦績は12勝7敗1分と決して高い勝率を誇っているわけではないが、WECからUFCと厳しい対戦相手との試合が多い。日沖と共通の対戦相手としては、彼が2度勝利しているマーク・ホーミニックに、ルークはTKO負けを喫している。

ループは元はフェザー級だが、TUFシーズン8出場を経てライト級に転向、思ったような戦績を残せないと見るや、一気にバンタム級まで落としWECに転向したが、すぐにフェザー級へ階級を戻している。

ループは公称では身長185センチで、日沖を5センチも上回る長身のファイターだ。当然、リーチの長さを利したファイトを展開するループだが、スピード感には今一つ欠けるファイトスタイルといえるだろう。

ジョン・チャンソンからKO勝ちした左ハイキックも、警戒を怠らなければまずはもらうことはないといえる。ループはややスロースターターで、序盤はリードされても、徐々に盛り返す試合も多い。フィジカルを生かした攻めで、最終的には体力で押し切るタイプだ。

日沖にとって初めて自分よりも背の高いファイターと戦うことになるが、打撃を散らしておいてからテイクダウンを狙いたいところ。ただし、得意の四つ組みはループも多用しており、瞬発力よりもリーチの長さを生かして倒す日沖にとって、ループとの組み合いは真っ向からの体力勝負となる可能性もあり、避けたいところだ。

ならば真っ向からテイクダウンよりも、足技やパンチで意識を上に持ってきてから、前足へのシングルレッグなどの方が、序盤には決めやすいかもしれない。UFCデビュー戦ということもあり、慎重になる必要がある日沖だが、一度でもテイクダウンを決めれば、二の矢、三の矢を用意して、いつも通りの動きをしてほしいものだ。
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