4年ぶりに誕生した日本人大関の琴奨菊(27)。低迷する大相撲人気の起爆剤として期待された割には、盛り上がりはいま一つだ。
 「もともと地味で、控え目な性格。インタビューしても、これといった個性的なフレーズを口にするワケではないし、相撲っぷりも左を差してガブって寄るだけ。『今度の大関昇進で爆発的な人気が出るとは誰も思っていなかったけど、それにしてもこれは計算外だ』と大相撲関係者はため息をついていますよ」(担当記者)

 その人気のなさをまざまざと見せつけたのが大関昇進から3日後の10月1日、浅草・浅草寺で行われた赤い羽根共同募金のイベント。秋場所で技能賞を獲得した稀勢の里らとともに参加した琴奨菊は「ご協力をお願いします」と懸命に呼び掛けたが、すぐ横の天才子役・芦田愛菜(7)に食われて募金箱の中はさっぱり伸びなかった。
 その2日後の3日に両国国技館で行われた「全日本力士選士権」でも、準々決勝で平幕の豪栄道にあっけなく突き落とされて敗退。
 「いろんなところで、“大関”、と声をかけられる。まだ自分のことじゃないみたいで、こそばゆい」
 と頭をかいていたが、館内からは期待外れの失笑も。
 「大関と言えば、協会の看板ですから、こんなことでは困るんだよな。来年1月の初場所からは、いよいよ琴奨菊の名前を冠した弁当も発売されます。琴奨菊は『自分は柳川出身なので名産のウナギを入れるなど、九州にかかわりのあるものを入れた弁当にしたい。パッケージは郷土の先輩、魁皇と同じものがいい』と担当者にいろいろ注文をつけていますが、果たしてどこまで売れるか。そっちの方が心配です」(協会関係者)

 人気はガブれない。