ミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾが24日、左目の問題について明確にするために記者会見を開いた。

ガットゥーゾはまず、先日亡くなったイタリア人オートバイレーサーのマルコ・シモンチェッリ氏についてコメントした。シモンチェッリ氏はミラニスタで、ガットゥーゾは同氏の名前が入ったミランのユニフォームを見せながら、「本当に辛い。悲劇だ」と語った。続いて、タヴァーナ医師が状況を説明し、第6脳神経の問題で左目を使うことができていないことを認めた上で、治療できない問題ではないと強調している。

ガットゥーゾは引退の可能性を完全否定した上で、「この45日間、いろいろな記事を目にした。だから会見を開いたんだ。人生にはもっとひどいこともある。それは(シモンチェッリ氏が亡くなったマレーシアの)セパンでのことが示している」とコメント。「オレは戦っている。2重に見えるのは良いことではないけど、もっとひどいことだってあるんだ。大事なのは、諦めないことだよ」と続けた。

楽観的でいることは彼の強さだが、同時にガットゥーゾは現実的に問題に取り組んでいる。

「サッカーのことは考えていない。日常生活のことを考えている。運転できないから子供たちを学校に送ることができない。これは本当にひどいことだ。オレは日常生活を無事に送りたいんだ。メガネを外すと、2重に見えてしまう。ただ、フィジカルに関してはコンスタントにトレーニングしているよ。もちろん、ボールには触っていないけど、そのことがオレに諦めない力を与えてくれる」

元オランダ代表MFエドガー・ダーヴィッツのケースが話題に上ると、ガットゥーゾは「いや、彼の問題は目だった。オレのは筋肉を動かす神経の問題なんだ。この45日間は3重に見えていたけど、今は2重になった。一つ改善したってことだ」と否定。最後に出場した9月9日のラツィオ戦でのことについて、次のように振り返っている。

「試合の4日前、タヴァーナ医師に、しみが見えると言ったんだ。彼は試合に出ることを望まなかった。オレは怒ったんだけど、彼が正しかったよ。最初の20分間は地獄だった。何が起きているか、そこで分かったんだ。(ズラタン・)イブラヒモビッチが4人に見えたんだ。(アレッサンドロ・)ネスタと衝突したのは、交代を求める正しい機会だった」

タヴァーナ医師によると、アメリカやイタリアの専門家の助言を受け、ガットゥーゾの治療にあたっているという。復帰については、「範囲を設けることはできない。自然と普通の状態に戻ることが可能なはずで、状況の進展をチェックするのに2カ月から6カ月待つ必要がある」と話している。