矢野経済研究所では、このほど2011年度ウィンドウフィルムの国内市場規模見込みを1670万平米と発表した。
2011年のウィンドウフィルム市場は、3月に発生した東日本大震災と相次ぐ原発停止による全国規模での電力不足の影響により、建築用ウィンドウフィルムの需要が急拡大を見せた。3〜4月には飛散防止フィルムが、5〜9月は省エネフィルムが特に大きく伸びており、建築用全体では2010年比で153.5%と見込む。一方、自動車用は2010年がエコカー減税・補助金政策による新車販売台数拡大を受けて成長したものの、補助金終了後の2011年は縮小傾向で推移、前年比92.6%となった。

また、暖房が必要なシーズンの到来を前にウィンドウフィルムが冬場にどのような効果を発揮するかが問われているとする。通年で省エネ効果が得られる低熱貫流の断熱フィルムの需要も拡大中で、断熱フィルムの需要は2009年には30万平米程度であったが、2010年には45万平米(前年比150%)、2011年見込みで67万平米(同148.9%)と順調に拡大している。