「旅は私にとって、精神の若返りの泉である」

 こんな名言を残したのは、デンマークの童話作家・アンデルセン。旅は人を日常とはちがう世界へ運んでくれます。各地を放浪した経験をもつアンデルセンが、身をもって感じた言葉です。

 『はじめての世界一周』の著者、吉田友和・松岡絵里夫妻は、二度の「世界一周旅行」経験があるエキスパート。初めての世界一周は"寿退社"をして出かけた新婚旅行で、607日間をかけて、計45か国をめぐりました。「せっかく奇跡的な確率のもと、運良くこの地球に生まれたのだから」、目の前に広がる未知の世界を「見ないままに人生が終わってしまうのは、ちょっともったいないと思いませんか?」と読者に問いかけます。

 「世界一周航空券」は進化し続けているそうです。それは、ワンワールドやスターアライアンスなどの提携グループへ、世界中の航空会社が続々と加盟しているから。また、ローコストキャリア(格安航空会社)が増えていて、世界一周航空券と併用するやり方も注目を集めているのです。

 本書を読んでいると、かなわないと思っていた夢が現実味を帯びてきます。長期の世界一周旅行となると、それ相当の「準備」と「覚悟」が必要ですが、"いつかは自分も"という気持ちが生まれ、毎日の生活にも張りが出てくるのではないでしょうか。

 "机上旅行"だけでは刺激が足りないという方には、簡単に非日常を体験できるSNSでの小旅行はいかがでしょう。SNS「HAAMO」は、まるで"ラスベガス"を旅しているかのようなバーチャルエンターテインメント空間。参加者は他のユーザーとともに、ゲームやショッピング、コミュニケーションを楽しむことができます。10月21日からは、韓国初の政府公認カジノである韓国ソウル「パラダイスカジノ・ウォーカーヒル」と提携した無料のオンラインイベントを体験することができます。これは、カジノのトーナメント大会「ウォーカーヒル トーナメント」。ブラックジャック、バカラ、ビデオスロット(2種類)のゲームで争い、勝者を決定するものです。

 日常の中の"若返りの泉"をSNSで得られるようになった現代――。時代の進化に、アンデルセンも驚いているかもしれません。



『日常生活も楽しくなる「世界一周旅行」初心者向けガイドブック』
 著者:
 出版社:PHP研究所
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