多忙な人をビジネスランチに誘わないほうがいい理由
ベンチャーキャピタリストのMark Suster氏によると、ビジネスパーソンとの関係づくりにおいて1つの経験則があるそうです。それは「多忙な人をビジネスランチに誘うべからず」というもの。この経験則、あなたはきっと何度も破ってきたことでしょう。
では一体、どのようにして忙しいビジネスパーソンに時間を割いてもらえばいいのでしょうか?
Suster氏は、次のようにアドバイスしています。
多忙なビジネスパーソンが(少なくともまだよく知らない人との)ランチミーティングやディナーミーティングを嫌う理由は、ご想像の通り、それが時間の浪費だからです。
中にはこうしたミーティングがさほど煩わしくないケースもあります。あなたと相手がすでによく知っている仲の場合や、相手が出張中の身であり、どのみち夕食を家族と食べることができない場合、またはあなたが相手をグループネットワーキング・ディナーへ招待した場合(相手にとってもビジネスチャンスになるかもしれないので)です。
とはいえ、やはり忙しいビジネスパーソンをランチミーティングやディナーミーティングに誘うのは控えたほうがいいでしょう。
では、ランチやディナーに誘えないとしたら、どうやってその人に会えばいいのでしょうか? Suster氏は、替わりにコーヒーブレイクに誘うことを薦めています。コーヒーを持って相手のオフィスを訪ねるのです。そして、「ちょっとだけ時間をください、一緒にコーヒーブレイクをしませんか?」と言いましょう。ポイントは、可能な限り相手の都合に合わせるということだそうです。
Never Ask a Busy Person to Lunch. Here's Why | Both Sides of the Table
Melanie Pinola(原文/訳:伊藤貴之)