白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏によると、認知症の症状を緩和するサプリメントがあるという。

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日本茶に含まれる茶カテキンやウコンに含まれるクルクミンはアルツハイマー病を予防できる効果が既に実証されているが、佐賀女子短大の長谷川亨名誉教授は、緑茶を飲んでいる人にアルツハイマー病が少ないことに注目。緑茶を飲んでいる人の血液はホモシステイン酸という神経毒性物質の血中濃度が低いことを発見した。

また、米ぬか(玄米)から抽出された天然のポリフェノールのフェルラ酸に、アルツハイマー病患者の認知機能の低下を抑える効果があることが臨床研究の結果、明らかとなった。

国立病院機構菊池病院の木村武実臨床研究部長は、フェルラ酸と食用ハーブであるガーデンアンゼリカ抽出物を成分としたサプリメント「フェルガード」に妄想、幻覚、易刺激性、行動異常などの興奮性症状を抑える働きがあることを報告。

認知症患者を抱える家族にとって、本人の物忘れより、妄想、幻覚、行動異常や夜の徘徊などが「厄介」な症状になっているが、米ぬかサプリはこの「厄介」な症状を緩和する効果が認められた。これは認知症患者を抱える家族にとって大きな福音となっている。

『ズームイン!!朝!』(日本テレビ系)の英会話で人気を博したウイッキーさんも一時認知症になりかけたが、「フェルガード」の摂取を開始してから、認知機能が改善し今では完全に仕事に復帰した。

※週刊ポスト2011年10月28日号