今年も初任給は上がらず――こんな結果が経団連の調査で分かった。11年3月大卒事務系の初任給額は20万8647円。

 調査によると、前年の初任給を据え置いた企業の割合は2年連続で9割(91.8%)を超え、過去最高だった2003年(91.4%)を上回った。

 新卒採用が売り手市場だった08年3月卒では半数近くの企業(48.0%)が初任給を上昇させたが、リーマン・ショックを経た09年3月卒では87.0%の企業が初任給を据え置き、その後もほとんどの企業が初任給を据え置いている。

 産業別では、06年以降、石油・石炭製品、新聞・出版・印刷が初任給の高い上位2業種で、一方、金融・保険業は1993年以来、最も低い業種となっている。

 調査は、経団連会員企業など488社(製造業53.7%、非製造業46.3%、従業員500人以上規模78.9%)から回答を得た。

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