インタビュー:谷村美月「些細なことで感動することって、たくさんある」
――では今回もアクションは、みっちり練習されたんですか?
谷村:はい。撮影する1ヶ月前から、自分なりにみっちりやったつもりではいます。――日頃から体を動かすことが好きなんですか?
谷村:普段も体を動かしている方が、疲れが取れる気がするので。気が向いたら程度なんですけど、ジョギングするのは好きですね。――お仕事で疲れている時など、自分を癒すためにしていることはありますか?
――主題歌を担当している「ももいろクローバーZ」とも一緒に写真を撮られていましたが、普段どんな音楽を聴きますか?
谷村:以前、ミュージックビデオに出させて頂いたアンダーグラフさんの曲は好きで、ずっと聴いていますね。――結構、色々なアーティストのミュージックビデオに出られていますよね。
谷村:多いですか? 音楽は好きです。――今回の衣装はコスプレといいますか、マスクだったり、普段着とはまた違った世界観がありますよね。衣装については、どう思いましたか?
谷村:台本を読んだ時に、そういう格好だろうなという、それなりのイメージはあったんですけど、「ちょっと、手作り感がある格好だなぁ」とは思いました(笑)。もうちょっと決めるなら決める方向に行くかと思っていたので、まさかの…ちょっと…中間じゃないですか。――確かに(笑)。
谷村:衣装から「こういう役なのかな?」という情報を得ることも多いので、色々なことを考える衣装が多かったかもしれないですね。――最初に衣装を見た時に、何かリクエストされたりしたんですか?
谷村:私からは無いです。衣装合わせの時って私も空っぽだったりするので。逆に、まず「監督さんや衣装さんは、どういうイメージで持って来たんだろうな?」というのを見るのが先だったりするんですけど、今回に関してはちょっと難しかったですね。あまり考え込まなくても良かった役なのかもしれないですけど、赤のコート着たり、激しかったので(笑)。――普段着は、どういう傾向のファッションが好きですか?
谷村:割とシンプルなものが好きですね。色は、茶色とか紺とかが好きで、黒は極力着ないようにしています。――その日の気分に合わせてというよりは、比較的似た傾向が多いですか?
谷村:そうですね。季節によって、色をちょっと変えたりすることもありますね。――勝手なイメージかもしれないですけど、確かに落ち着いた印象を持たれることが多そうですね(笑)。
谷村:そうかもしれないですねー。う〜ん。――共演者で、15歳の空手少女・長野じゅりあさんについての印象や、どんな話をされましたか?
谷村:じゅりあちゃんとは、丁度テストの期間中だったので、学校の話をしていましたね。役柄もそうですけど、本当に真っ直ぐな女の子ですよ。色々なことを純粋に信じていて。真っ直ぐ過ぎて、お芝居をしている時に押されてしまうというか。自分がしてはいけないことをしているような感情が芽生えたり。真っ直ぐさがゆえに、響くものがキツかったりする時もありましたね。スゴイなと思ったのは、迷いもあるのかもしれないですけど、あまり現場ではそうは見えなかった所ですね。映画初出演で知らないこともいっぱいあったと思うんですけど、その中でも常にどっしりしているというか。度胸のある女の子だな、と思いましたね。