30歳を目前にしながら8割強のビジネスパーソンが「自分の将来像を描けない」――リクルートが運営する転職情報サイト「リクナビNEXT」が28歳の全国のビジネスパーソン300人(男性150人、女性150人)を対象に10月7日〜10月11日の期間、インターネット上で調査を実施した。

 調査によると、「『5年後、10年後、20年後に自分がどんな環境で、どんな仕事をしている』という将来像を、具体的に描けていますか」という質問に、「描けている」と答えたのはわずか14.7%、「描けていない」は85.3%に上り、大多数となった。

 その理由は、「漠然とやりたいことはあっても、具体的にどんな仕事なのかイメージがつかない」(21.5%)、「目先の仕事が忙しくて考える暇がない」(19.5%)、「世の中がめまぐるしく変化しているので考えても意味がない」(12.1%)、「自分の好きなこと・嫌いなことが何か、わからない」(11.7%)、「自分の得意・不得意が何か、わからない」(10.5%)などとなっており、不安定な経済情勢もあるためか、自分自身のキャリア形成についても不透明感が増している。

 また、現在「自分がなりたい将来像」を見つけるために何らかの行動をしている人は24.6%で、とくに何も行動していない人は75.4%という結果だった。

 30歳目前といえば社会人としても経験を積んでキャリアも充実する時期だが、自分の将来像すら描けない現実は、深刻さを増す様々な雇用問題を反映しているのかもしれない。

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