今、何を選ぶべき? スマートフォン戦線

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 10月14日、iPhoneの新機種「iPhone4S」がauとソフトバンクから発売され、発売日には販売店の前に徹夜組の行列ができるなど早くも大人気となっています。
 iPhoneやアンドロイドをはじめとした「スマートフォン」に加えて、iPadなどのタブレット、また急速に利用者数を増やしているツイッターやフェイスブック等のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など、使いこなせれば仕事・プライベートを共に快適にする通信機器やサービスですが、「どれを買っていいのかわからない」「使いこなすのが難しそう」といった声もよく聞かれます。

 『使い分けるパソコン術』(たくきよしみつ著/講談社刊)はそういった声に応えるように、最新の通信機器やネット周りのサービスなどを、初心者にもわかりやすく解説していますので、一部紹介します。

■「iPhone」「アンドロイド」それぞれの強み・弱み
 スマートフォンとは携帯電話と携帯情報端末(PDA)を融合した端末のことを指します。
 使いこなせれば仕事や日常生活をより快適にしてくれる道具だと言えますが、いざ携帯電話をスマートフォンに変えようとする際に、iPhoneやアンドロイド、またはドコモ、au、ソフトバンクなど機種やキャリアで迷ってしまうという人も多いはずです。
 しかし、それぞれの特性をつかむことで、自分に向いた機種を選ぶことができます。

・トラブルを避けたければiPhone、自由を求めるならアンドロイド
 玉石混淆のアンドロイドアプリと比べて、iPhoneのアプリはAppStoreでしか入手できないため、アプリの完成度や安全性の面で強みがあります。
 反対にその玉石混淆さが苦にならない人であれば、アンドロイドにはiPhoneにはない自由さがあり、楽しめるはずです。

・おサイフ機能、赤外線機能重視ならアンドロイド
 iPhoneには基本的におサイフ機能がついていません。裏側にシールを張り付けておサイフ機能を追加することもできるにはできるのですが、Edy、nanaco、WAONなど電子マネー別にシールが必要など、あまり使い勝手がいいものだとは言えません。またSuicaも非対応です。一方のアンドロイドのおサイフ機能は充実しており、従来型ケータイと変わらない水準になっています。

・端末の完成度ならiPhone
 端末自体の完成度ではiPhoneに一日の長があります。
 また操作性においても、アンドロイドがどんどん改良されているとはいえど、やはりまだiPhoneが世界のトップだと言えそうです

・拡張性を求めるならアンドロイド
 iPhoneは基本的に動画などのコンテンツを端末に入れずにクラウドに置くため、microSDカードスロットがありませんが、アンドロイドには必要です。ネット環境が整っているならばクラウドに置いたデータをネット経由で視聴するという方がスマートですが、通信ができないエリアではmicroSDがないと不便になってしまいます。よって各地に移動することが多い人にはアンドロイドが向いているといえるのかもしれません。

■iPadは果たして“買い”か?
 スマートフォンの弱点である画面の小ささをカバーした代わりに、電話機の機能をなくしたものが「タブレットPC」です。そのさきがけとなったiPadは、画面が大きくなったことで見やすさ、扱いやすさが大きく向上し、大ヒットしました。
 しかし、いざ使ってみると、Wi-Fi環境がないと使い方が極端に限定されること、iBooksストアに日本語コンテンツが少なく、電子書籍リーダーとして機能していないこと、iTunesを介さねばならないため、ファイルの取り込みが面倒なことなど、不便な点も目につきます。
 購入を考えている人はこういったマイナスの面にも目を向けて、他社のタブレット製品との比較をしてみるべきでしょう。

■twitter、Facebook、mixi、それぞれの特性
 日本におけるSNSといえば、主にtwitter、mixi、Facebookの三つです。もちろん複数のSNSを同時にやったり、それぞれを連携させることも可能なのですが、利用するまえにそれぞれの特性を理解しておいた方がよさそうです。

・情報収集に適したtwitter
 今や個人だけでなく法人も広報やPRとしてtwitterを使う時代です。雑多な人による雑多なつぶやきが煩わしいと感じる人も多いでしょうが、特定のキーワードに関するつぶやきだけを拾うことができるため、情報収集には最も適したSNSだと言えます。

・実名主義のFacebook
 すでに多くの方がご存じの通り、匿名性の高いtwitterと比べて、Facebookは実名性が高いSNSです。Facebookは基本的には実際の知人とつながらないと意味のあることができないため、ネットを真剣に利用しようという意志を持った人たちが形成する「大人社会」だともいえます。
 それによって、サイト上でのやり取りは透明感が増し、ビジネスインフラとしての利用もしやすいという面もあります。

・mixiは「品のいい出逢い系サイト」
 匿名性という点でいえば、mixiはツイッターと同様、匿名性の高いSNSだと言えます。自分のプロフィールのうち、無条件で公開されるのはニックネームだけで、他の項目は書きこんでも書きこまなくてもOK。こういった不透明性ゆえにmixiは「品のいい出逢い系サイト」とも評されるわけですが、実名を晒すことなく、趣味などを通して誰かと交流できるということこそがmixiの最大の魅力です。

 急速な進化を続ける通信機器やインターネットですが『使い分けるパソコン術』は気になる最新のパソコン事情について詳しく解説しています。
 スマートフォンを持ちたいけど何が便利なのかわからない、SNSを利用したいけどよくわからなくて怖い、という方はぜひ参考にしてみてください。
(新刊JP編集部/山田洋介)



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