15日深夜、テレビ東京のサッカー番組「FOOT×BRAIN」では、「今日本に必要なストライカーは?」というテーマで、釜本邦茂氏&福田正博氏をゲストに迎え、トークが行われた。

冒頭、「(ストライカーを一言でいうと)そりゃ、やっぱり点取り屋ですよ。点が獲りたくて獲りたくて仕方ないということを常に思いながら、トレーニングして試合している人のことをいうんじゃないですか」と定義した釜本氏は、国際Aマッチ76試合出場で75得点という大記録を、今夏、澤穂希(現在80得点)によって破られた件には、「それ、僕にいわすの?」と苦笑い。

それでも、「ああ、女の子に抜かれたか。なんで男がこねぇんだって。彼女も長い年月やってるわけだから、勝ちたいという気持ち、点を入れたいという気持ち。代表も16、17年やってる訳でしょ。そりゃ、しょうがない」と納得した様子を見せた。

また、釜本のシュート力の話題になると、福田氏が「(釜本の)シュート力は凄いですよ。あのね、今のボールだったらとんでもないですよ。昔のボールはあんま飛ばないですから。重いし。それで、あれだけのシュートしているんですから、今のボールで現役当時の釜本さんが蹴ったらネット破りますよ。そのくらいの威力あります」と絶賛する場面も。

さらに、番組視聴者のアンケートで、釜本を除く日本最高のストライカー・ベスト3が発表されると、2位に選ばれた中山雅史(3位は福田氏、1位は三浦知良)に、「44歳でまだ現役?あなたがいるばっかりに下から出てこない。下が試合に出られない」と苦言を述べ、司会者をヒヤリとさせた釜本氏は、中山がW杯フランス大会で日本人初ゴールを挙げたことにも、「身体に当たったんやね」とキッパリ。歯に衣着せぬ批評には、福田氏がフォローに入るほどだった。

その他にも、ストライカー育成について、釜本氏が「とにかくシュートの練習しなきゃ。細かいパスの練習をし過ぎるね。受ける方の側ですから。ボールがきたら、止めて蹴るんだから」といった見解を述べると、日本サッカー界全体の発展には、「世界を知っている人が指導者にならないとダメだと思いますね。世界のサッカーを見て知っているだけで肌で感じてないですね。それがちょっと寂しいと思う節があります」とも。

ちなみに、メキシコ五輪の後は、海外移籍の話しもあったという釜本氏。「W杯予選が終わったら、ドイツのチームに行くことになってた。肝臓悪くなったもんだから、それでやめたの」と話し、そのチームは「ミュンヘンですよ」と明かした。