あなたのダフリの原因はどれ?第3回 【ケンゴ本田のゴルフQ&A:Sports@nifty】

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日本人初の米国PGAーA級ライセンスをもつゴルフ・ティーチングプロ、ケンゴ本田。ゴルフ理論&技術と共に、アメリカ文化と英語を取り入れたレッスンを展開するケンゴ本田氏が、あなたのゴルフの悩みにお応えします!

質問:アイアンでのダフリをなくすいい練習方法はありますか?

ダフリと言っても原因は様々です。ダフリの原因を明確にして、それに合った修正ドリルが必要です!前回から4回シリーズで、ダフリの原因となる4大要素を挙げて、ドリルを紹介しています!

今回は、シリーズ3「前傾」についての解説とドリルを紹介します!

シリーズ3・前傾:ダウンスイングで前傾角度が浅くなってしまうケース。

「前傾角度が浅くなる」とはどういうことでしょう?

前傾角度は、アドレスをした時に作られる、少し前かがみになっている背中の角度です。 この角度が理想的にはアドレスからインパクト後、クラブヘッドがフォロースルーで腰の高さを越える位まで同じ角度に保たれているのがベストです。世界のトッププレーヤーのビデオや連続写真を分析すると一目瞭然です。中には、ダウンスイング時の前傾の方がアドレスよりも深い(体がボールに近づくこと)選手もいます。米PGAのリサーチから検証すると、長いゴルフヒストリーの中でも、ずば抜けたボールストライカーに前傾が深まる選手が多く見受けられます。

しかし、多くのアマチュアゴルファーの前傾は、ベストボールストライカーの逆で、起き上がってしまうケースが多く見られます。この現象はなぜ起きてしまうのでしょうか?

ダウンスイングで前傾角度が浅くなってしまうケース

その原因は、ダフることを恐れるがゆえに上体を起こしてクラブヘッドをボールに合わせようとする思いから体が反応する理由が一番大きいようです。しかし、さらなる問題点は、上体を起こしてダフリを解消しようとしてもダフリの解決にならないことです。体が棒立ちになると、薄い当たりが頻繁に出るようになります。ゴルファーにとってはこれもあまり好ましくないので、クリーンヒットしようとクラブヘッドを少し下げようとしますが、手先だけで合わせに行くため、インパクトが定まらずダフリ、トップを繰り返してしまいます。ともあれ、ベストボールストライカー達は前傾をキープしているのですから、ダウンスイングでの前傾キープの方法をご紹介したいと思います。

《レッスン》

How to keep the spine angle? ハウトゥー・キープ・ザ・スパイン アングル

(どうしたら前傾がキープできるのか?)

ゴルフ英語豆知識:前傾のことを英語ではspine angle と呼びます。

前傾をキープするのは実はとても簡単です!トップからの切り返しのタイミングでみなさんのお尻を後方に突き出しながらダウンスイングをして打ってみてください。これで必ず前傾はキープされます。ですが、お断りしておきますが、多分初めの数球はすごくダフると思います!(笑)Excuse me for laughing!  でも、これはすごくいいことなのです!今まで以上にダフるということは、今までより前傾が保てたということです。さあ大事なのは次です。なぜダフるのでしょうか?一緒に考えてみてください。ベストボールストライカーの前傾角度がアドレスよりダウンスイングで深まるイメージを想像すると、体がボールに近づく分余ってしまう腕とクラブの長さは何処に逃がしているのでしょうか?もうお分かりだと思います。そうです、彼らは余った分、さらにハンドファーストにしてインパクトを向かえているのです、だからグレートボールストライカーなのです。ジャストミートするためには、ハンドファーストがマストであることはみなさんご存じだと思います。

それでは、次にハンドファーストの作り方です。ダウンスイング時は相当なスピードが出るので手の力だけでハンドファーストの形を作ろうとしても無理が生じます。正しいハンドファーストを作りだすためには腰の回転が不可欠です。腰がダウンスイングをリードするイメージで上半身と両腕が腰の回転で引っ張られ、インパクトに到達できると理想的なハンドファーストが出来上がります。

《ドリル》

Butt Drill バットドリル (お尻ドリル)

ゴルフ英語豆知識:お尻のことを英語で、Butt と呼びます。ちなみに野球のバットは Bat.

ボールストライカーになるためのドリル

それでは、ボールストライカーになるためのドリルをご紹介します。通常のアドレスをした後、ゴルフバッグをお尻から2,3センチ離れたところに置き、その状態からスイングを始めてください。そしてトップからダウンスイングに切り返すタイミングでお尻がバッグにタッチするまで後方に突き出し、その状態のままできればインパクト後のフォロースルーでクラブが腰の高さにくるまでバッグにお尻が接触した状態でショットの練習をしてください。最初は、考えることが多すぎて難しいと思うので、ハーフスイングやスリーコーターから始めてください。また、インパクト後まで前傾をキープする(お尻をバッグに接触した状態)スイングは、超高度な技術なので、先ずはインパクトまでお尻をバッグに接触したままのドリルでも十分成果は見られると思います。

前傾をキープしたままクラブをボールに打ち込んでいくスイングアクションはBoth athletic and dynamic ですごくかっこいいし全ゴルファーの憧れだと思います。ぜひ、このドリルに挑戦してグレートボールストライカーを目指してください!!

また、今回から日本ではあまり耳にする機会のない英語をご紹介していく予定です。 アメリカのゴルフ業界で使われている本場のゴルフ英語に興味がある方はこちらもチェックしてください。

ケンゴ本田のこれが言えたらカッコイイ!ゴルフ英語講座 vol.3

http://sports.nifty.com/cs/headline/details/gf-kengohonda-201109300001/1.htm

Good Luck!! 次回は、ダフリの原因#4、シャットフェースについて解説します。中級者以上のゴルファーの方でドローのかかりすぎとダフリが気になる方は必見です。

Don’t miss it!! Go play golf Japan!

●文:ケンゴ本田 kengo Honda

●撮影協力:ベストゴルフ成田

ケンゴ本田オフィシャルブログ

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