就職氷河期の再来ともいわれる新卒の就職活動だが、本格的な景気の見通しが不透明なことから、依然として企業は新卒採用活動で少人数の厳選採用を続けている。少数精鋭の新卒採用では、より優秀な学生を採用するために、専門能力を重視する新たな選考基準を設ける企業も出始めている。新卒採用における即戦力化の現状を取材した。(溝上憲文編集委員)

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新卒即戦力人材採用の新しい3つの選考プロセス


 少子高齢化などによる国内市場の成熟化に伴い、企業は国内需要の掘り起こしを図る一方、海外市場の拡大を目指したグローバル展開を加速している。超氷河期といわれる新卒市場であるが、今後の事業戦略のターゲットに合わせて学生を絞り込む“新卒即戦力人材”の採用にシフトする企業が増えている。

 そうした企業の採用戦略は、?通常の選考プロセスでターゲット学生枠を設定、?ターゲットに合わせた選考基準を設定、?通常の選考方法と異なる採用枠を設定――の3つに大きく分かれる。

 従来から職種別採用を行う企業は多い。しかし、あくまで学生の希望を尊重し、志望者を増やすための手段であり、必ずしも専門性が要求されることはなかった。しかし、今は専門性ないしは具体的な能力を要求するものに変わっている。

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