ラツィオ対ローマのダービーマッチを4日後に控える中、驚くことに、ローマFWボージャン・クルキッチがバルセロナFWリオネル・メッシの親族だったことが判明した。バルセロナでともにプレーした両選手は、遠い親戚だという。スペイン『セグレ』が報じている。

『セグレ』によると、メッシの家系図を調べると、メッシとボージャンの先祖が兄弟だったそうだ。両選手は4世代目の親族だという。ボージャンはアタランタ戦でローマでの初ゴールを挙げている。ローマのファンは、ボージャンのDNAに、先祖から伝わる“何か”があることを願っているだろう。

ローマはダービーでFWフランチェスコ・トッティを欠くことになる。「未来のキャプテン」であるMFダニエレ・デ・ロッシの出番だ。同選手はダービーを前に、次のように話している。

「ダービーのことは強く感じている。でも、僕は幸運にも、ここ何回かのダービーで勝ってきた。ただ、気を付けなければいけない。前日に眠れないなんてことはないけど、若いころはダービーになると苦しくて、良いプレーができていなかった。今はパフォーマンスが示しているように、それを乗り越えたけどね」

「ラツィオは強いチームだ。僕らより強いかどうかは、ここで言うことじゃない。でも、彼らには2人の素晴らしいストライカーがおり、彼らは恐ろしいね。とはいっても、僕らは誰に対しても恐怖を抱いたりはしない」

(ミロスラフ・)クローゼが欠場するかも? 彼はとても強い選手だ。僕も大好きだよ。今もラツィオで最も印象深いのが彼だ。でも、僕らもトッティがいない。ローマにとって、トッティのような選手がいないのが痛手になることは、歴史が示している」

「僕の契約? 大事なのは、ローマの未来だ。重要なプロジェクトがあり、僕が契約を延長しなかったとしたら、それは僕よりも強い選手を獲得するということだろう」