世界初液体レンズメガネが登場 若者の普段使い狙う

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 アドレンズ・ジャパン株式会社が、度数を自由に調節可能なメガネ「adlens p.o.v.(アドレンズ ピーオーヴィー)」を発売する。「アドレンズ p.o.v.」は液体によって度数が調節できる、世界初のテクノロジーを採用し、5色から選べる豊富なカラーバリエーションを用意。ファッションに敏感な若者を主なターゲットとし、12月9日から全国での展開を予定している。発売を前に原宿のcopon norp (コポン ノープ)にて新製品発表会が行われた。

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 世界初となる液体レンズを取り入れた「アドレンズ p.o.v.」は、メガネフレームの左右にあるダイヤルをそれぞれ回すことでレンズ内のシリコンオイルの液体容量を調節し、わずか数分で片方ずつ度数を変化させることができる。−4.5Dの近視から+3.5Dの遠視・老眼まで対応しており、誰でも自分にあった度数でメガネを着用できるほか、他人との共有も可能。フレームカラーは、ブルーやレッド、グリーン、ダークグレー、クリアーの5色で、好みに応じて自由にコーディネートすることができる。レンズ部分は衝撃に強く耐久性に優れたポリカーボネートを使用し、フレーム部分には軽量な素材を採用。レンズ内の液体は、人に無害なシリコンオイルを使用するなど、安全面にも配慮している。

 アドレンズ・ジャパン株式会社では、20代から30代の男女をターゲットに「アドレンズ p.o.v.」を普段使いできるアイテムとして販売していく。新作発表会で代表取締役社長である中島義展氏は「アドレンズ p.o.v.」を、液体レンズの初期型であるとし「まずは液体レンズ楽しんで頂いて、使い方を理解して頂く製品。」と位置づけている。今後は度数を好きに調節する事が可能なことから、クリスマスなどのイベントを前に「ギフトアイテムとしてのプロモーション」も視野に入れているという。12ヶ月で40000本の売り上げを目標としている。

 アドレンズ社は10年以上の歳月をかけ、イギリスや日本で度数調節可能なメガネの研究・開発に取り組んでいた。世界で日本が初の展開となる「アドレンズ p.o.v.」と災害時や緊急時における通常のメガネのスペア用として2011年4月に発売された、レンズをスライドさせ度数を調節できるメガネ「adlens emergensee(アドレンズ エマージェンシー)」の2つは2011年のグッドデザイン賞をダブルで受賞。災害時の視力確保など、社会的な課題解決手段としてのデザインが、高く評価されている。