大震災、その後に続いた巨大津波と原発事故。それらが起こってから、今日で7か月目となりました。首都圏の1都3県に避難している被災者はまだ約2万人。復興への道のりは、想像以上に長いと言えます。

 そんななか、岩波書店の総合誌『世界』が被災の手記を募集しています。テーマは以下の2つ。「東日本大震災―私の体験」と、「被災して、気付かされていること、考えていること、決意していること」です。いずれかのテーマについて、400字原稿用紙3枚から8枚程度の文章にまとめてほしいとのこと。応募資格は、被災地で被災された人であれば、年齢や国籍などは一切問われません。

 編集部は「私たちは、かつて経験したことのない事態の中に生きています。おびただしい人びとが、同時にこれほど辛い体験をしたことはありません。しかし、その体験はほとんど知られていません。そこで被災された方に手記を書いていただき、時代の証言としたいと思います」と話します。

 選者は、ドイツ文学者で『世界がもし100人の村だったら』の著書もある池田香代子氏、"尾木ママ"こと教育評論家の尾木直樹氏、エッセイストの森まゆみ氏、宗教人類学者の山形孝夫氏です。

 震災直後の混乱状態から、冷静さを取り戻しているであろう被災者たちが、いま何を思うのか。12月発売の『世界』別冊に掲載される予定です。



『東日本大震災の「被災者手記」を、雑誌『世界』編集部が募集中』
 著者:
 出版社:岩波書店
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