スティーブ・ジョブズの“プレゼンの極意”

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 なぜスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンは、あんなにも面白くて、あんなにも人の心を揺り動かしたのでしょうか?
 そして、世界中の聴衆を魅了することができたのでしょうか?

 カーマイン・ガロ氏によって執筆された『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(井口耕二/訳、外村仁/解説、日経BP社/刊)はそのプレゼンテクニックの正体を明らかにし、そのテクニックを習得することを目的とした書籍です。昨年7月に刊行され、今なお多くの人に読まれています。

 本書は、ジョブズ氏のプレゼンを、“ジョブズ以外の人でも”できるようになるよう凝らされています。
 ここでは、ジョブズ氏のプレゼンテクニックを最大化するための“ある質問”を紹介します。

■ジョブズのプレゼンテクニックを最大化するための質問

 Q、あなたの仕事で、本当に売り込むものはなんでしょう?

 人を引きつけるコミュニケーターには、共通して持っている能力があります。それは、難解な製品や、日常的な商品に、新たな意義を持たせる能力です。
 たとえば、スターバックスのCEOであるハワード・シュルツ氏はコーヒーを売っているのではありません。彼が売っているのは、「第3の場所」です。自宅でも職場でもない、ひとりになれるけど「ホーム」である、落ち着ける場所を売っています。

 では、ジョブズ氏が売っているものはなんでしょうか?

 それは、コンピューターではなく、人の可能性を束縛から解き放つツールです。
 ジョブズ氏が、「iPhone」の発表のときに「アップルが、電話を再発明する」と言ったのは、あまりに有名ですが、まさに、このトピックが、ジョブズ氏が売りたいメッセージなのです。

 ジョブズ氏は、世の中を救いたい、宇宙に衝撃を与えたいという情熱に動かされて、仕事をしているといいます。ジョブズ氏が使っているテクニックは、ジョブズ氏の心の底からわき起こる情熱を伝えるためのテクニックであり、その情熱を伝えるために、聴衆に話しを聞かせるテクニックです。つまり、情熱がないと、テクニックの効果は半減してしまうわけです。

 A、本当に売り込むものは、商品ではなく、「ストーリー」や「メッセージ」が正解です!

 さらに、問題と解決策を30秒で提示し、シンプルかつ、共感されるメッセージを打ち出す。ジョブズ氏はこういったテクニックを駆使し、聴衆を惹きつけていたのです。
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