『のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録』新宿で写真展開催

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原発事故後の警戒区域で助けを待ち続ける動物たち――福島第一原発20キロ圏内で動物愛護ボランティアをしながら、取り残された動物たちの撮影を続けるフリーランスのカメラマン 大田康介さんは、10月8日〜10日の3日間西新宿のギャラリー『クリスタルスポット』にて写真展を開催します。

福島第一原発事故の後、20キロ圏内の住民は強制避難させられる際に、ペットを連れていくことを禁じられました。その後、飼い主は動物たちを助けに戻ることも許されず、ペットたちの多くは餓死。今も、警戒区域の動物たちは外に連れ出すことは許可されていません。大田さんは、この動物たちを3か月に渡って撮影。今年7月に写真集『のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録』を出版しました。

写真集には、こんな一文が綴られています。
私は、ごめんよ、ごめんよ、と謝りながら写真を撮りました。私にできることは、写真を撮り、今起こっている現実を多くの人に知ってもらうこと。それしかできないのです。やがて怒りが沸いてきて、チクショー、チクショーと呻きながらシャッターを切りました。その怒りは、私を含めた人間に対してのものです。

今回の写真展では、この写真集に収録された作品が展示されます。震災そして原発事故発生から約7か月が過ぎて被災地外では日常が戻りつつありますが、被災状況は今も続いているということを忘れないために、西新宿のギャラリーへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

太田 康介 写真展『のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録』

日時:10月8日(土)13:00〜20:00/10月9日(日)10:00〜20:00/10月10日(祝)10:00〜18:00
場所:新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル2F 「クリスタルスポット」(新宿駅から徒歩5分)
主催:佐々木ちはる(個人ボランティア)
http://animaldemo.blog.fc2.com

太田 康介(おおた やすすけ)さんプロフィール
1958年生まれ。滋賀県出身。フリーランスのカメラマンとして、アフガニスタン、カンボジア、旧ユーゴスラビア連邦などの紛争地域を撮影。2004年に猫を飼い始めたことで魅了され、以降はペットなど動物も被写体とする。原発事故によって取り残された動物たちの窮状を知り、個人で保護活動を行いながら今も撮影を続けている。
ブログ「うちのとらまる」http://ameblo.jp/uchino-toramaru/