【連載】Interian Color――疲れているあなたには「緑」が最適!(社)日本パーソナルカラリスト協会 渡部尚子氏

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先日、初めて伊勢神宮へ参拝してきました。この日は9月というのにまるで真夏のように暑くて、歩くだけでも体力を奪われてしまいそうな陽気でしたが、一歩鳥居をくぐると、深い緑の木々に囲まれたうっそう鬱蒼とした空間で、ごちゃごちゃとした街中にいる日頃の現実とはまるでかけ離れた、まさに神聖な場所でした。空気も少しひんやりとして、快適な気分で参拝することができました。ところどころにあるパワースポットで力をいただき、日頃の生活にやる気がみなぎってきたような気がします。

「みどり」は “みずみず瑞々しい”がその語源です。それが転じて新芽や若枝などを表すようになり、次第にその色、そのものを表すようになったといわれています。「緑」のイメージはというと、自然、若さ、生命、新鮮、成長、など。安心や穏やかさを感じる色です。緑には心や体をリラックスさせ、心拍数を落ち着かせる効果があるようです。ストレスや緊張、興奮を緩和するといわれているので、オフィスや住宅空間に積極的に取り入れてもらいたい色のひとつです。観葉植物を置くことはもちろん、オフィスのデスクの周りや、インテリアの小物などに緑を置いておけば、目に入ったときに、穏やかな気持ちになれると思います。

昔の日本では緑色も「青」と表現されていたようです。その名残で、今でも緑の葉を青葉、信号の色も青信号、緑色のリンゴも青リンゴと呼んでいることにお気づきでしたか?
ある調査によると、年代や性別、時代によって差はあるものの、日本人が好む色は「青」「赤」そして「緑」だそうです。ちなみに、小さい頃から私の好きな色は緑です。小学校時代の友人と最近会ったとき、『緑が好きだなんて、変わった子だなと思った。とてもよく覚えている』と言われました。緑色が好きな人が変わっているかどうかは別として、パーソナルカラーとは違う意味で、色で自分を印象づけることができるのもおもしろいものだな、と思います。