大手企業が3年ぶりに新卒採用を積極的に行ったことが分かった。経団連が、2011年3月新卒採用に関するアンケート調査を会員企業1274社を対象に、2011年7〜8月に実施し、545社から回答を得た。

 2011年3月卒業者の採用活動を実施した企業割合は95.4%と2010年3月卒採用の前回調査より4.3ポイント増加し、3年ぶりの増加となった。また、2010年3月卒採用数に対し、「増加させた」企業は38.1%となり、前回調査と比べ23.9ポイント増加した。

 一方、「減少した」企業は36.3%と32.4ポイントの減となった。採用人数増加の理由では、「業績の回復、事業拡大」が54.5%で最も多く、リーマン・ショックからの立ち直りとともに前年よりも積極的な採用を実施していることが判明した。

 また、2012年3月卒採用を実施する予定の企業割合は、震災前は92.5%となっており、震災後に採用計画を「減らす」とした企業も22社にとどまっている。

 選考にあたって重視した点は、「コミュニケーション能力」が8年連続で第1位。また、2011年3月卒採用の特徴として「専門性」や「語学力」を重視する傾向が若干高まっている。

 回答企業545社の内訳は、「製造業45.0%、非製造業 54.0%」、「従業員数1000人以上 75.8%、500人以上〜1000人未満 12.8%、500人未満 10.1%」(業種・企業規模の無回答が1.3%)となっており、大手企業中心の回答となっている。

インターンシップは学生に収穫あり
早期の就職活動者の内定割合は高かった
不足するグローバル人材 新卒採用では需給に矛盾も

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