テニスの中国オープンで2日、今年の全仏女王で世界ランキング5位の李娜(中国)が1回戦でノーシード選手にストレート負けする波乱があった。中国新聞社は「今大会最大の番狂わせ」と報じた。

 今大会第4シードの李娜は、1回戦で世界ランキング58位のモニカ・ニクレスク(ルーマニア)と対戦。第1セット、序盤からミスを連発した李娜はサービスゲームを連続で落として1−5と窮地に立たされた。その後盛り返したものの、最後はラブゲームで4−6とされ、このセットを落とした。

 焦りを隠せないまま迎えた第2セット、李娜は完全に精彩を欠き1ゲームも取れないまま0−6で落とし、全米オープンに続く初戦敗退となった。

 試合後、李娜は失望した表情を浮かべ、今大会前に負け試合が続いたことで「自信が不足していた」と原因を分析した。全仏優勝後に「勝たなければ」というプレッシャーが強くなり、ベストコンディションから遠ざかったことも明かした。

 今大会の初戦敗退により世界ランキングを落とすことは確実で、ランキング上位8名による年間最終戦WTAツアー・チャンピオンシップ出場は絶望的となった。李娜は「コンディションを整え、トレーニングを強化して来年活躍できるようにしたい」と語った。(編集担当:柳川俊之)