転職サービス会社のインテリジェンスは、25歳〜39歳の正社員800人を対象に「副業の実態調査2011」を実施し、結果を取りまとめ発表した。

 正社員を対象に「現在 副業をしているか」を聞いたところ、副業をしていると回答した人は20.1%に上っている。

 しかし、この数値もリーマンショックによる給与やボーナスの減少を補うために副業をする人が増えた2009年と比較すると、3分の2に減った数値だという。

 一カ月あたりの副業による収入は平均4.3万円で、2009年の4.2万円とほぼ変わらない状況だ。一方、副業収入の使い道については「趣味・ 娯楽費(44.4%)」が最も多く、「生活費」という回答が最も多かった2009年とは副業の目的に変化が見られた。
 
 男女別では、男性は「趣味・ 娯楽費」という回答が女性より10ポイント以上高く、女性は「生活費」の割合が男性より約10ポイント高い結果となっている。

 副業の内容だが、最も多かったのは「サービス業(接客・販売)」の28.9%、次いで「ホームページ・CGなどの制作 (9.3%)」であった。平均月収は、最も高収入の副業は「株/FX」の51.6万円、次いで「ホームページ・CGなどの制作 (9.5万円)」。一方、月収が低いのは「事務作業(1.8万円)」、「チラシ配り(2.3万円)」だった。

 男女別の副業実施率を見ると、男性が17.4%に対して女性は27.9%と女性の副業率が約10ポイント高い。また職種別では、 「医療/介護職(37.9%)」と「クリエイティブ職(37.3%)」が高く、「企画/事務職(13.0%)」、 「IT系エンジニア(13.4%)」、「機械系エンジニア(13.6%)」では副業率は低かった。

 同社では、副業者が減った理由について、「『景気の回復により残業が解禁され、副業をする時間がなくなった』『給与・ボーナスがリーマンショック前に戻り、副業をする必要がなくなった』といった理由が考えられる」と分析している。

 調査は、2011年3月1日、関東、関西、東海地域在住のホワイトカラー系の正社員として就業中の25〜39歳の男女を対象にインターネットリサーチで実施し、800件の回答を得ている。

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