「ストレスを和らげるには家族よりも親友と過ごしたほうが効果的」という研究結果

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友人の中でも特別な存在、それが親友である。でも、どこからが特別な存在でどんな人なら親友と呼べるのかは人それぞれ。もしも親友の定義で悩んだときは、その人と一緒にいて自分のストレスが減るかどうかを考えてみるといいかもしれない。最新の研究では、「ストレスを和らげるには友人や家族よりも親友と過ごすと効果的」ということが明らかにされたのだ。

小児医療の専門家ライアン・アダムス氏は、10〜12歳の子どもたちを対象にストレスの度合いを測る実験を行った。子どもたちには日々の出来事を日記に書いてもらい、その時にどのように感じたか、誰と一緒にいたかなども記録してもらう。さらに、ストレスホルモンを測定するためにその時々の唾液を採取した。

その結果、ストレスホルモンの分泌が最も少なかったのは、彼らが親友と一緒にいるときであった。これは、嫌な体験をしてネガティブな感情になっているときでも同様の結果になったという。つまり、彼らのストレスは親友といるときほど和らいでいたということだ。

アダムス氏によると、「親、兄弟、クラスメート、教師などと一緒の時や独りの時など、様々な状況と比較してみましたが、子どもたちのストレスホルモンの分泌が最も抑えられたのは親友といる時だったのです。この実験は子どもを対象に行いましたが、大人でも同じことが言えるでしょう」とのこと。

また、今回の結果で興味深いのは、単なる「友達」ではなく、「親友」でなければストレスを和らげることができない点だという。

親友の大切さは多くの人が身をもって経験し感じていることかもしれないが、改めてその存在の大きさを気付かせてくれる研究結果ではないだろうか。

参照元:Mail Online(英文)