9月25日まで中国・武漢で開催された第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権の第7日目の24日、中国対韓国の試合後の記者会見で中国の記者が無礼な質問をしたと、複数の韓国メディアが批判的に報道した。

 試合は中国が56対43で圧勝、問題は試合終了後の記者会見だった。報道によると、中国の記者から「(今日)韓国選手の3点シュートの成功率はなぜ低かったのか」「試合の前、中国ホームの判定は不利になる可能性があるとしたが結果を見てからもそう思うのか」などと、挑発的な質問が連発されたという。

 韓国のホ・ジェ監督も最初は「中国の守備がよかった」と敗北を認めたが、我慢の緒が切れたのは「中国の国歌演奏の際に韓国の選手はなぜ動いたのか」という質問。「競技の内容と関係のない質問」にホ監督は「話にもならない」と激怒し会見場を去った。

 韓国メディアは、ホ監督が中国の取材陣から「非常識」「常識以下」の質問を受けて激怒したと大きく取り上げた。「レベルが低い中国」などと非難するインターネットの反応などを併せて伝えた。

 韓国内では、中国の取材陣を「度を越した国粋主義」と強く批判した報道が行われている。中国の取材陣による質問は「取り調べに近いもの」「侮辱的」「意図的な刺激」「お客さんや敗将に対する礼儀はなかった」だったと非難し、中国側と韓国側の通訳も同質問には難色を示していたと伝えた。さらに「客観的な事実の伝達を使命として働くべき記者たちが見せてくれた理解に苦しむ行動。彼らは記者と呼ぶことのできない人たちだった」と辛らつに批判した。

 なお、日本代表は準々決勝で敗れて最終7位で大会を終えた。本大会は2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選を兼ねており、上位3チームの中国、ヨルダン、韓国が最終予選のチケットを獲得した。(編集担当:金志秀)