昨季より横浜ベイスターズでプレーをしているターメル・スレッジが、右足付け根を負傷し、母国アメリカへと帰国。21日には、球団より出場選手登録を抹消された。

今季も低迷するチームにおいて、20本塁打を放ち、主力として活躍していた助っ人の離脱。14日、球団公式サイト上では、「2011年8月20日(土) 対阪神タイガース戦において、走塁時に右足付け根を痛め、翌21日出場選手登録抹消。9月6日に登録、順調に回復していると思われたが、痛みが再発し9月10日再び登録抹消」と発表され、その最後には「※なお、今シーズン中の再来日予定及び来季の契約については未定です」と付け加えられている。

そんな折、22日の大手スポーツ紙上では、『右足付け根の治療のために16日に米国に帰国した横浜・スレッジについて、球団は見切りをつけている様子だ。球団関係者は「経過報告がない。リハビリしているのでしょうけど、こちらから連絡を取ることもない」と完全に「お別れモード」だ』と綴り、スレッジと音信不通になっていることを理由に、来季の契約は結ばない見通しであることを伝えた。

だが、この報道に怒ったのが、スポーツ・エージェントの団野村氏だ。22日、自身のツイッター上にて、記事のURLとともに、「何で球団ってこんなウソを言って選手を悪者にするのか?わからない!残念 ちゃんと報告してるし、ツイッターでだすか!」と語り、選手に関する誤った情報をマスコミに漏らしているという横浜ベイに激怒。

掲載したスポーツ紙に対しても、「ちゃんとスレッジ側に取材するのが常識だと思う、でも事実書く事ないから!」、「一番の問題点はスポニチの記者!!!!記事乗せたデスクにも!」、「結局マスコミがあやつろうとしている!あげたり、落としたり、その間で記事書いて人に新聞、雑誌を売ってる!」とツイートし、その怒りの度合いが相当な様子であることをうかがわせた。