熟考タイプより直感タイプのほうが神の存在を信じがち

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突然だが、あなたの思考タイプを調べるテストをひとつ。

Q. バット1本とボール1個が、合計1100円だった。バットはボールよりも1000円高かった。バットの値段はいくら?

ハーバード大学が行った最近の調査で、直感タイプの人は熟考タイプの人よりも信心深いとの結果が出た。信仰心と思考タイプの関連を調べた興味深い調査である。

研究者らは思考の傾向を「最初の印象を大切にし、本能に従って素早く答えを出す直感タイプ」と、「問い直したり他の選択肢を探り、ゆっくり考える熟考タイプ」に大分した。

そこで冒頭の問題である。多くの人が「バットは1000円」と速やかに答えるというが、実は間違い。それだと差額が900円になってしまう。ぱっと見でバット=1000円、ボール=100円と考えたあなたは直感タイプ。1050円という正解を導いたあなたは熟考タイプ。

間違った方、落ち込むなかれ。研究者らによると、この結果と頭の良し悪しはあまり関係ないらしい。むしろ地道に計算しようと思わずにパッと答える人の思考が「直感タイプ」、冷静に計算する人が「熟考タイプ」であることを示すという。

実験は882人の被験者に、このようなパッと見で答えると間違いやすい計算問題を3問解かせた。すると直感で全問答えた人は、全問を熟考した人に比べて神の存在を信じている割合が1.5倍だった。

調査に携わった研究者らは、「直感の強さ、慎重な熟考、どちらが優れているというわけではない。ただ、直感を信じることが、人知を超えた出来事に神聖さを感じやすいことと深い関係があるという結果が得られた」と述べている。あなたはどちらのタイプだっただろうか。

参照元:io9.com(英文)

写真:ロケットニュース24