[インタビュー] 70歳のおばあちゃんDJルースが初来日 生涯現役の秘訣とは?

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 東京・新木場の日本最大級のエンターテイメントスペース「ageHa」で、「fashionwalker.com」を運営する株式会社ファッションウォーカーによるクラブ・イベント「Girls Magic」が開催された。イベントに合わせて、イギリス出身の人気DJ、Ruth Flowers(ルース フラワーズ)がスペシャルゲストとして初来日。およそ80分にわたって行われたRuthのプレイに、会場全体が熱狂の渦に巻き込まれた。

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 Ruth Flowersは、イングランド南西部ブリストルの出身。その存在感と技術の高さで瞬く間にトップDJの仲間入りを果たした、世界で唯一の"70歳現役DJ"だ。世界各国を飛び回り各国のクラブシーンを賑わせている一方で、自身のオフィシャルサイトを持ち、"世界のおじいちゃんおばあちゃん"を対象にしたダンスコンテストを主催するなど行動力抜群のRuthだが、日本来日は今回が初。DJとしてのキャリアをはじめファッションスタイルまで、初来日したRuthに話を伺った。

ーDJを始めたのはいつ頃?またきっかけは?

 2005年か2006年のころ。当時ディスコでイベントをやりはじめた自分の孫が誕生日パーティーでDJをしているのをみて、私もやりたくなったのよ。最初は音がおおきくて、ライトもまぶしかったけれど、若者達はみんな楽しんでいるんだもの。それで私も出来ると思ったの。別に悪くないでしょ?私はいつでもチャレンジすることが大好きだし、できるならなんでも新しいことをやりたいと思う人だから。周りからの勧めも手伝って始めたわ。もうこの2年で80回もやったわね。

ー尊敬するDJはいますか?

 沢山いるわ。でもDavid Guetta※(デイビットゲッタ)は凄いと思う。彼はクールね!(※フランス・パリを中心に世界で活躍しているDJ。)

ー今までパフォーマンスをしてきた中で、特に思い出に残っているのは?

 全部素晴らしかったからなかなか選べないけれど、ひとつ挙げるとすれば、Glastonbury Festival(グラストンベリーフェスティバル)※かしらね。誰も私のことを知る由もないから、私の順番は昼下がりだったの。私がDJをしている時お客さんはたしか12人くらいしかいなかったのに、30分くらい経ったら満員なの!あれには驚いたわ。
(※グラストンベリーフェスティバルは1970年から続き世界一の規模を誇る、英国の野外音楽フェスティバル)

ー世界各国を回ってきて、今回初めての日本ですが?

 日本に来たことが無かったから、もちろん東京を見るのも初めてだったわ。とても印象に残ったわね。(台風のため)スケジュールが不安だったけど、無事に開催できる。日本の若者達に向けてDJをすることが出来て嬉しい。

ー元気の秘訣は?

 音楽!世界を回っていて時差ボケが大変なんだけど、すべては音楽のおかげよ。音楽が私を動かしてくれるの。多いときで月に5ヵ国回ったこともあったわ。

ー普段はどんなファッション?DJをするときのような服装?

 まさか(笑)。家では犬を飼っているからジーパンにTシャツのラフなスタイルでいるわ。shiny(シャイニー)なファッションはとても好きだけれど、街中を歩いていると皆振り向いてしまうもの(笑)。

ー日本での初DJ、見所は?

 全部に決まってるじゃない!(笑) 私はQueen(クイーン)のFreddie Mercury(フレディー・マーキュリー)が大好きなのだけれど、今回はフィナーレに使うわ。

ー今後やりたいことは?

 世界中を回り終えてもまだDJをやり続けたいから、地元の若者達の為にDJをやりたいわ。まぁ来月もスイスとドイツへ行くし、なかなか帰れないけれどね。空港で飛行機を待っている間はなにもしないわよ(笑)。

 インタビューのなかでRuthは、「今の若者はダンスフロアで音楽に酔えてとてもうらやましい」と今のクラブカルチャーへの憧憬を語る場面も。「でも今からでも遅くないと思ってDJを始めたのよ。やりたいと思ったらやることね!」とこれから何かを始めようとしている人たちに向けてメッセージを送った。

■Ruth Flowers Official Website
http://www.mamyrock.com/