富士通 3社共同でアパレル業界向けICタグ開発・来春発売へ

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 富士通と富士通フロンテック、テンタックが共同でアパレル業界に向けた「UHF帯(極超短波)RFID付きブランドタグ」を開発、販売することを発表した。3社はアパレル業界へのRFID(ICタグ)普及を推進し、主にアパレル業界の物流コスト削減や店舗での店員付帯作業の軽減、顧客購買行動の把握など、業務効率化と経営力強化に直結したRFIDシステムを実現していく。「UHF帯RFID付きブランドタグ」は2012年4月出荷予定で、5年間で20億枚を目標としている。

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 「UHF帯RFID付きブランドタグ」は、富士通フロンテックがUHF帯RFIDインレットの開発・製造を担当し、テンタックがブランドタグとして製造。「UHF帯RFID付きブランドタグ」の導入だけではなく、受発注から商品管理までを富士通グループのソリューションを活かしてサポートしていく。これまでのUHF帯RFIDタグには近距離で重なり合うと読み取り率が低下するという問題があったが、「UHF帯RFID付きブランドタグ」はタグ同士が1〜2mmの近さで接しても瞬時に多量の情報を正確に読み取ることが可能。また、UHF帯を採用したことで総務省によって2012年下期から2015年にかけて移行が予定されている新たなUHF帯周波数(920MHz)にも完全対応できる他、物流過程での一括検品や倉庫や店舗での棚卸業務、万引き防止などにも適応していく。

 テンタックはアパレル副資材の製造販売を主力としており、ブランドタグのほかにブランドネームや転写マーク、選択ネームなどアパレル製品に関する商材を扱いブランドタグでは国内・海外合わせ年間役12億枚の出荷実績を持つ。「UHF帯RFID付きブランドタグ」は、印字やバーコードのマーキングと共にRFIDの初期設定、マスターデータ作成を日本国内・中国・タイの各自社工場で実施する体制を整備し、来春から本格稼働する。