なぜ「直感」に従って行動すべきなのかを科学者が解明

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人は、長い人生において目標を持つ。「転職がしたい」、「海外に永住したい」、「モテるようになりたい!」などなど、目標に向けて日々邁進している人々も多いだろう。

そんなを目標を達成するための驚くべき方法が、このたびカナダとアメリカの共同研究によって発表された。その方法とは、目標を決めたときは、「直感に従って行動すべし」というものだ。実は、無意識の感覚は自分が考えている以上に正しいのである。

この研究は、「人の意思決定や感情は、無意識のうちに成り立っている」というフロイトの説をさらに追求したものだ。たとえば、のどが渇いたときは水のみ場や、コーラのボトルに無意識に価値を見出す。しかし、ひとたび水分を補給してしまえば、その価値観は低下する。なぜなら「のどを潤す」という「短期の目標」が達成されたからだ。

今回の調査では、目標の達成までに、長いスパンや段階を必要とする「長期の目標」に焦点を当てている。実のところ、短期・長期の目標であっても、それを達成するための無意識の心理は同じだ。目標達成のため必要なものに、直感的に価値を見出し、行動を起こす。

しかし、短期の目標と異なり、長期の目標においては、その目標を達成したか否かにかかわらず、達成にむけて起こした行為への価値観は変わらないそうだ。

たとえば、美しくなりたい→ダイエットをする→リバウンドをしてしまう……といった具合に、たとえ目標の達成に失敗しても、そのために起こした行為(ここでは「ダイエットをする」という行為)を、人は必ずしも間違っていたとは決め付けない。当人にとって「美しくなること」は長い目で見てやはり重要なことだからだ。

そこで、無意識の感覚が「今回はたまたま失敗しただけ。しばらく時間を置いてみよう」と伝え、今度は別の方法で、もしくは別の形で目標を達成しようとするのである。

価値があると思うものに対し、直感に従って行動する。そして時には挫折をくりかえしながらも、人は目標を達成しようとする生き物なのだ。

参照元:Daily Mail