(ネタバレ注意)アニメ「ダンタリアンの書架」第12話、あなたが命をかけて、私に与えてくれた”ココロ”

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(画像:amazon.co.jpより)
(C)2011 三雲岳斗・Gユウスケ・角川書店/ダンタリアンの書架制作委員会

第12話「幻曲」アニメ「ダンタリアンの書架」第12話が放送された。
 
ヒューイは、公園でバイオリンを弾いていた。しかし、その音色はひどくてダリアンに皿を投げつけられる始末。それなりにいいヴァイオリンのはずなのにと疑問に思っているヒューイだが、「何を楽器のせいにしているのですか」とダリアンに怒られてしまった。

ヒューイがヴァイオリンを見つめていると、それを少し貸してほしいと、珍妙な男女2人組が声をかけてきた。

「このヴァイオリン、壊れてますよ。」

男性・ダラリオはすぐにヴァイオリンの故障を指摘し、すぐに治してしまった。そして女性・クリスタベルはそのヴァイオリンを弾き始め、彼女のその美しい演奏に、ダリアンとヒューイは聞き惚れてしまった。

演奏を聞くだけでわかるほどの有名人周りにいた人達は、その演奏を聞いただけで、それがクリスタベルの物だとわかってしまい、すぐさまに衆目を集めてしまった。どうやら彼女は、有名な演奏家のようだ。

人が集まるとまずいと考えたダラリオは、すぐにヴァイオリンを返すようクリスタベルに言うのだが、彼女は途中で曲を中断する事を激しく嫌い、演奏をやめる気配がない。ダラリオは、後日ヴァイオリンを必ず返す事をヒューイに約束し、クリスタベルの手を無理やり引っ張り、走りさってしまうのだった。

クリスタベル・サスティーン馴染みの古書店でクリスタベルのパンフレットを見つけたヒューイとダリアンは、リサイタルを開く事を知った。

そのリサイタルで、彼女は難解で神がかり的な力を持つ”幻曲”とも言えるヴァイオリンソナタを弾くのだと言う。ヒューイとダリアンはさっそくそれを聴くため、ロンドンで開催されるというコンサートへ向かうのだった。

18世紀の作曲家ヴァルディーニが手がけた、甘美な麻薬のように聴くものを陶酔させ、あるいは恐怖と悲しみへと突き落とす神がかりの力を持つ”幻曲”。生涯に57の作品を残したが、現存する楽譜はヴァイオリンソナタ「理想郷」と「黄昏」2曲のみ。その理由は、その数ある”幻曲”を弾ける人間がいないのだと言う。

そして、その曲に挑戦したヴァイオリン奏者は、ことごとく不幸な死を遂げているそうだ。

コンサートの為に並ぶ行列。客席数1000席を誇るサスティーンホール。今日は落成式の記念コンサートの為、サスティーンホールの前には長蛇の列ができていた。

日を改めようと考え、引き下がるヒューイとダリアンだったが、ふと見知った顔が目についた。それは公園で会ったダラリオだった。なんだか様子がおかしい事を察知したヒューイは彼を尾行し、妙に油臭い建物の中へと入っていく彼の後を追うが…。

ヒューイとダリアンは暗闇の中で何者かに襲われるのだった…。

あなたが命をかけて、私に与えてくれた”ココロ”美しい曲。今の世の中と違い、CDなどが存在せず演奏を聴く手段が限られていた前世紀初頭。美しい曲の演奏者は、人々にとって貴重な生きた財産だったと思われます。

美しくて気品のある、そして誰も弾けないとされる曲を弾く演奏者。それだけで、どれほど人々にとって尊い存在なのかが伺えます。

しかし、人の目を集める存在を利用する者がいるのは、いつの世の中も同じようです。それほどの美しい演奏を是非聞いてみたいと思ってしまう私も、この場にいたらきっとその曲に取り憑かれ、私財をつぎ込んでまでコンサートを見続ける観客の一人になっていたのは間違いありません。

どれほど眠っていたのか。ヒューイはふと目をさました。そこには、機械仕掛けの自動ピアノ演奏人形があった。しかし、柱にロープで縛り付けられているヒューイとダリアンは、動く事ができないでいた。

そこへ、クリスタベルが現れた。ここは、コンサートホールの地下なのだと言う。何故2人は襲われたのか、何故縛り付けられているのか。そして、なぜ目の前に、クリスタベルがいるのか…?

クリスタベルは、静かに演奏を始めた。

【記事:フェイトちゃん】

▼外部リンク
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