韓国産携帯電話、韓国国内では海外より4倍も高く販売されていた

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日本でも発売されている韓国産携帯電話が、韓国内では4倍も高く販売されていることが分かった。

韓国国会文化体育通信委員会に所属するイ・ギョンジェ、ハンナラ党議員は16日、ソウル市立大学のソン・ナギル経済学科教授による「製造社奨励金の問題点と、改善方案報告書」を元に、韓国産携帯電話の販売価格が海外よりも高く販売されていることを明らかにした。

それによると、韓国産携帯電話の平均販売価格は、韓国内が63万8922ウォン(約4万4000円)、海外が47万6483ウォン(3万2800円)で、韓国では海外よりも携帯電話が16万ウォン(約1万1000円)ほど高く売られていた。

中でもLG電子の人気機種「Cookie」は、韓国内では59万4000ウォン(約4万1000円)で販売されたが、海外では15万2395ウォン(約1万500円)で販売されており、約4倍もの差があった。さらに、価格差は年々大きくなっており、2008年が8万8000ウォン、09年が14万ウォン、10年が16万ウォンだった。

このような価格差はなぜ起きるのだろうか? 報道によると、韓国の携帯業界には「補助金」という制度が影響しているのだという。補助金とは、携帯電話メーカーが自社の製品をより多く販売するため代理店側に支払う奨励金のこと。代理店は携帯電話を購入する消費者に、受け取った励金分を割り引いて販売する。

イ議員は、「携帯電話メーカーが、奨励金支給を見込んで携帯電話の価格を高く設定している」とし、「メーカーの奨励金は、2000年初めごろには2万―5万ウォン(約1380円―3450円)だったが、昨年は25万ウォン(約1万7000円)にまで増えた」と指摘した。メーカー側は国内外で価格差が大きいことについて、「同じ携帯電話でも、国内向けと海外向けでは機能が違うため価格差も生じる」と説明している。

参照:国内携帯電話、海外よりも平均16万ウォン高い - 韓国日報
参照:「国内携帯電話、出荷価格海外より4倍高い」 - 電子新聞

(文:林由美)

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