コンパニオンを見れば傾向がまるわかり!? 今年の東京ゲームショウのあれこれ

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東京ゲームショウをはじめとする展示会イベントでは事欠かすことのできない存在、それは「コンパニオン」のお姉さん方だ。もちろん、イベントのメインを張るのは新商品であり、ご案内役を勤めるコンパニオンの存在はそれに華を添えるもの。とはいえ、長年イベント取材を続けていると、コンパニオンの質や配置・数を見てその出展ブースの「本気度」を感じることができる。

さて、2011年の今年の傾向はいかに? コンパニオンを通じて各ブースの情勢を見てみよう。

■手厚く「数」で他を圧倒! 新鋭・GREEの本気度はナンバーワン

敷地面積に対しての「数」という点で言うなら、誰の目にも断トツの人数を用意したのはGREEであろう。場所をとらない「携帯端末」ゆえに試遊機が数多く用意されていたが、その一台一台に説明要員として一名ずつコンパニオンを配置した構えだ。ソーシャルゲーム出展メーカーとして最大規模のブースを出展したGREE。コンシューマメーカーを食ってやろうという勢いが見て取れる。

■前年比半減か!? Microsoftブースの今年は「見」

そのGREEとは逆に数が激減したブースがMicrosoft。昨年は目玉となったKinectをPRするかたちで最多に近い数のコンパニオンを配置したが、今年はハード御三家(任天堂・SCEJ・Microsoft)の中で唯一新商品(ハード・周辺デバイス)の発表がなく、様子見ともとれる内容であった。

■SCEJ、ソニエリ、GREE……携帯端末の出展では配置も変わる

今年のゲームショウの一番の傾向としていえるのが「携帯端末」の台頭である。PS Vita、XPERIA Play、そしてGREEに代表されるソーシャルゲームの数々。これら携帯端末は前述したとおり設置に場所をとらず、また画面サイズが小さいため、デモ映像再生というよりむしろ「試遊」が展示のメインとなる。その試遊の案内役としてコンパニオンがかりだされており、ブースの華として見られていた綺麗なお姉さん方の多くが実働部隊としてブースの奥にひっこむ形となった。これが、従来はあったゲームショウ特有の「華やかさ」が減った要因のひとつであろう。

■肌面積の縮小とユーザー層の関係

かつては自動車関連の展示イベント(東京モーターショウ等)にひけをとらぬ露出のあったコンパニオン衣装だが、最近ではその肌面積は年々縮小傾向にある。理由は簡単、ゲームユーザー層の拡大であろう。Wiiによるファミリー層の取り込み、そして近年のソーシャルゲームによる非ゲームユーザー層へのアプローチによって、今やゲームのターゲットは青年男子だけではなくなった……、つまりそういうことだと思われる。

■コンパニオンと言えばコーエーテクモ。今年はどうした!?

ここ数年、コンパニオンの「質(かわいさ・衣装)」の高さから期待していたコーエーテクモブースだが、今年は昨年に引き続きの同衣装に加え、数も減少……。来年は是非とも知る人ぞ知る「テクモ」時代のあの煌びやかさを復活させてほしいものである。コーエーテクモだからなし得る「コンパニオン無双」に期待だ!

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(コーマントニオ・バンデラス)