あなたはピンチのときに力を出せるタイプですか? それとも出せないタイプでしょうか。
 どんな業界においても、ピンチの場面になっても実力を発揮できたり、逆に急に力を発揮したりする「ピンチに強い人」がいます。一方で多くの人がピンチになると途端に力が発揮できなくなってしまったり、行き詰ってしまったりしてしまいます。
 ではどうして、ピンチの場面に対峙したとき、どうして行き詰ってしまうのでしょうか。

 ニューヨーク・タイムズ誌でコラムを執筆しているポール・サリバン氏は“Clutch : Why Some People Excel Under Pressure and Others Don’t(ピンチに強くなる〜プレッシャーの下でも活躍出来る人とそうでない人がいる理由〜)”有料Podcast番組「エグゼクティブ・ブックサマリー」にて邦訳要約版を配信中)で、ピンチでも力を出すにはどうすればいいのかつづっていますが、ここではピンチのときに人が行き詰ってしまう3つの理由をご紹介します。

■責任を逃れようとする
 自分の行動に責任が持てない人は、ピンチのときでも行き詰ってしまいます。
 サリバン氏は、起こるかもしれない失敗を認めることを怖がっていると、意識を集中させることはできなくなる、といいます。自分の行動に責任を持ち、避けられない現実を受け入れてくれる準備が整えることで、ピンチのときでもより強く、リラックスすることができるのだそうです。

■考えすぎてしまう
 メジャーリーグ屈指の打者であるアレックス・ロドリゲス選手(ニューヨーク・ヤンキース)は、一時期、プレーオフになると実力を発揮できなくなってしまうことがありました。彼は悪ければ悪いほど考え込んでしまい、プレースタイルまでも変えようとしました。しかし、その行為はこれまで積み重ねてきたトレーニングやテクニックに反することであり、自分を徐々に弱らせていたとサリバン氏は分析します。
なお、今ではロドリゲス選手は不安な気持ちを解き放つことが出来るようになり、考え過ぎることをやめ、成績も良くなっていったそうです。

■過信してしまう
 自分の判断や手法を信じ過ぎてしまうと、ピンチに陥ったときに、頭がマヒしてしまうことがあります。戦略や問題解決への取り組みを定期的に疑問視することで、ピンチに備えることができます。間違っているという可能性を自分で認めることは、自信を持たないこととイコールではありません。自らを厳しく分析するのです。

 責任逃れ、考えすぎ、そして過信。
 この3つが、自分の判断を鈍らせ、ピンチのときに力が発揮できなくさせてしまうといいます。人生の中では、幾度もピンチに陥ることはあるはず。そんなときに、この3つに自分が当てはまっていないか確認してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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