ファッションチェックも掲載 太宰文学をファッションで紐解く書籍発売

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 パブリック・ブレインが10月15日に、「太宰治シリーズ」第5弾として「Osamu Dazai Fashion Collection 2011」を出版する。日本を代表する小説家・太宰治をファッションという新たな観点から捉えた本書では、ファッションを題材にした太宰治の短編3編を収録。また、2009年にTVドラマ化された短編小説「きりぎりす」で主演を務めた女優・高橋マリ子とともに太宰治のファッションヒストリーを写真で振り返り、ファッションチェックを行っている。

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 パブリック・ブレインは2009年の太宰治生誕100周年を記念し、"太宰文学の真価を問いたい"との思いから「太宰治シリーズ」を毎年出版。これまでに太宰治が尊敬した「井原西鶴」や「落語」、「女性」などをテーマに独自の切り口から文豪 太宰治を追求してきた。シリーズ第5弾となる「Osamu Dazai Fashion Collection 2011」はファッションという切り口から、太宰治の短編「おしゃれ童子」や「善蔵を思う」、「服装に就いて」を収録。成長するにつれお洒落が思い通りにいかなくなり葛藤する姿を描いた「おしゃれ童子」など、いずれも太宰自身のファッションに関する経験が題材となった作品だ。

 太宰治が当時身に纏っていたファッションについては、高橋マリコを迎えインタビュー形式で振り返える。インタビューのなかでは、太宰の写真約20点の中から数枚を選びファッションチェック。また、全国のショップから太宰治Tシャツを集めたTシャツ特集などあらゆる角度から太宰治を特集している。さらに、太宰治の故郷青森にちなみ、8月に青森で行われた「第11回全国高等学校ファッションデザイン選手権」通称"ファッション甲子園"をレポート。優勝した弘前実業高校や主催・ファッション甲子園実行委員会のインタビューなど、大会の模様を合わせて収録している。

■太宰治シリーズ
URL:http://www.dazaiosamuseries.jp/index.html