米国のブログ「otakuden」では、米国在住の米国人男性がオタクについてつづっている。

 筆者は、米国で日本文化を愛好する人を描写する言葉はたくさんあると述べ、アニメオタク(Anime nerd)、日本かぶれ(Weeaboo)、日本文化大好き人間(J-culture addict)、親日家(Japanophile)などを挙げている。そして、これらの言葉はどれもオタクから派生しているという。

 筆者は、自身がオタクであることを誇りに思っているという。米国に住む日本文化を愛好するメンバーは、オタクという言葉をまるで秘密クラブにアクセスするパスワードのように考えていると語る。米国では、オタクを意味する言葉が書かれたTシャツを着て、国旗を振りかざすかのように、誇りを持って見せびらかす人たちがたくさんいると記している。

 機会があったら日本人に、これらの現象に困惑したり、嫌気がさしていないか、反応を聞いてみたいと思う人もいるかもしれないとつづっている。

 日本ではオタクは禁句だと筆者は記している。日本でいうオタクは英語のギーク(geek)とかなり意味が近く、一つのことに異常に熱中している人を指すが、日本語のオタクの背景にある意味はそれほど単純ではないと述べている。

 日本のオタクは、アニメや漫画、コスプレやコレクター以外にも、鉄道オタクや軍事オタクなど、多種多様な話題に興味を持つ人に対して定義されていると説明。米国では一般にアニメやコスプレ、ゲームなどに夢中な人を指していると伝えている。

 一方で、日本のオタク男性が、アニメのキャラクターをプリントした抱き枕を愛用するという話は米国で有名だが、この事実がオタクが、現実世界の人々と関わることができないと判断されてしまうことがあるという。

 しかし、米国のアニメ産業は確実に拡大しており、オタクも一般の人も楽しめる市場へと発展していると記している。オタクが持つ否定的な意味に関わらず、アニメやコスプレなど共通の趣味を持つ友人同士が楽しみを共有できるのが、日本のアニメ文化だと筆者は述べている。

 筆者は、日本のオタクと米国のオタクには若干相違点があるものの、両方とも文化的な刺激を感じ、楽しめるという意味では共通しているのではないだろうかと締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)