ウォンビン 映画「アジョシ」
迫力のあるアクション・シーンと人の絆を描いた切ないストーリーで2010年の韓国で空前の大ブームを巻き起こした映画『アジョシ』。観客動員数630万人を突破し、数々の国内映画賞を総ナメにしたこの作品が、いよいよ2011年9月17日(土)より日本で公開。

今作でウォンビンは、拉致された少女を守るアジョシ(韓国語でおじさんの意味)となり、接近戦を含む壮絶アクションにも臨み新境地を開き、韓国アカデミー賞主演男優賞を受賞した。
今回、ウォンビンの知られざる素顔と同作の魅力に迫るべく、来日したウォンビン本人に直撃。
みなさん、ウォンビンの虜になる準備はいいですか!?

映画『ブラザーフッド』『母なる証明』の守られる役から一転。
クライマックスのバトルシーンでは、1人対17人のド迫力の演技を魅せたウォンビン。


――映画『ブラザーフッド』『母なる証明』の守られる役から、本作で守る役に一転しました。脚本が魅力だということですが、どのような心境だったのですか?
最初は『アジョシ』というタイトルに惹かれました、それから台本の1ページ目から最後まで楽しんで読むことができたんです。少女を守るためのアクションが盛りだくさんですし、アクションだけでなく(演じた)チャ・テシクの心の痛みとか、少女との温かな心の触れ合い、他人だったふたりが強い絆で結ばれるといった内面が抒情的にうまく表現されているところに魅力を感じて出演を決めました。

――監督が能力以上のものを引き出すとおっしゃいましたが、具体的にはどのような?
監督は感情表現の部分でいろいろな事を話してくださいました。チャ・テシクの過去がどういうものかといったことや、テシクだったらこういう時はこのように行動するだろうといったこと。その時の彼の気持ちや、ソミという少女との心の触れ合いを含めて事細かく具体的に話してくれたことが良かったんです。ですので、アクションのことよりも内面について考えることができましたし、自分がどうしようかなと悩んでいる時も随時監督と話し合うことで解決していきました。

お互い寄り添うように助け合う愛もあると知った

――本国ではアジョシという言葉のイメージを変えたそうですが。
まず、まだおじさんにはなりたくないなという思いを持っています(笑)。今回『アジョシ』を撮って、愛の深さをもう一度考えました。愛が何か新たに理解したと思います。愛は男女の愛だけでなく、こういった大人と子供の間の愛もありうる。お互い寄り添うように助け合う愛もあると知りました。
(取材・文:南 樹里)

今回ウォンビンの新たな魅力をスクリーンに惜しみなく映し出した映画『アジョシ』。監督による暴露話や共演した天才子役キム・セロンの証言も満載のインタビューの続きは、「MOVIE ENTER!」で、全てご覧いただけます!

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応募期間:2011年9月15日(木)〜2011年9月29日(木)
応募方法:『応募する』ボタンの応募フォームから、必要事項をご記入の上、ご応募ください。

※本プレゼントは、終了しました。※




◆ウォンビン プロフィール
1977年生まれ。95年ケーブルチャンネル第1放送の公開オーディションで芸能界入り。97年のドラマ「プロポーズ」で広く知られるようになる。ソン・スンホン、ソン・ヘギョと共演した「秋の童話 オータム・イン・マイ・ハート」で一挙にスターダムにのし上がった。01年にチャン・ジン監督の『ガン&トークス』で映画デビュー。04年にはカン・ジェギュ監督の『ブラザーフッド』で戦場に赴く青年を熱演。

■映画情報 『アジョシ』
2010年8月4日韓国公開/119分/R-15(15歳未満の方はご覧いただけません)
監督・脚本:イ・ジョンボム 『熱血男児』/出演:ウォンビン 『秋の童話 オータム・イン・マイ・ハート』『ブラザーフッド』『母なる証明』、キム・セロン 『冬の小鳥』、キム・ヒウォン 『亀、走る』『ミス・ギャングスター』他
(c)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERV

2011年9月17日(土)より丸の内TOEI2ほか全国ロードショー
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