米マイクロソフトは8日、アジア地域に向けたクラウドサービスのため、韓国に最先端のデータセンターを設立する計画があると、同社シリコンバレーオフィスを訪問した韓国放送通信委員会の崔時仲(チェ・シジュン)委員長に明かした。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国マイクロソフトのキム・ジェームス・ウー社長は、「アジア地域にクラウドサービスを提供するため、データセンターの設立について議論していた」とし、3月11日に発生した東日本大震災により、韓国がデータセンター設立の有力な候補地になったと説明した。

 キム社長は、「マイクロソフト本社が、世界中にある支社を対象にした開発者大会で、韓国マイクロソフトは昨年に続き2年連続で優勝した」とし、「韓国にデータセンター設立することになったのは、韓国のIT技術の優秀性を認めたから」と話した。

 設立される予定の韓国データセンターの敷地面積や、投資額、設立スケジュールなどはまだ具体化されていないが、設立すれば世界4番目、アジア地域ではシンガポールに続き2番目となる。

 韓国メディアは、マイクロソフトが韓国を候補地に挙げた理由について、政府の政策が不透明な中国や、地震が多い日本と比べ、韓国は政府の積極的な支援や優れたIT技術・インフラなどを持っているとし、これらが大きく影響したとの見方を示した。(編集担当:新川悠)