テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

刑事ドラマと言えば何を思い浮かべるだろうか?「西武警察」「特捜最前線」「あぶない刑事」「刑事貴族」「踊る大捜査線」など様々な刑事ドラマが思い浮かぶ。皆様もお気に入りの刑事ドラマがあるのではないだろうか。

そんな中。「部長刑事」というドラマをご存知だろうか。大阪・朝日放送で40年以上に渡って放送されていた関西ローカルの刑事番組である。関西の街を舞台に様々な事件を描いた本作は、ローカル放送だけあって、関西の芸人やタレントが数多くゲスト出演する浪速カラー溢れる刑事ドラマなのである。

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提供は大阪ガスの一社提供だった(写真は大阪城)

これまで様々なエピソードが放送されてきた部長刑事。40年間に放送されたそのサブタイトルを眺めていると(部長刑事 - Wikipedia )、やはりなかなか強烈なものが並んでいる。特に1960年代から1970年代にかけてのサブタイトルには、時代を感じるものかつ「流石関西である」というサブタイトルが列挙されているのである。というか、なんかスゲェのである。

今日はそんな部長刑事の素晴らしいサブタイトルを、年代別にいくつか紹介してみたいと思う。

まずは67年から69年まで。

1967年
「おおさか砂漠」(1月7日)
「暴力銀行」(1月28日)
「ピンク・レディ」(8月5日)

1968年
「わいがやったんや」(1月6日)
「好きなことをやらせろ」(3月9日)
「人造海岸(プールサイド)の女」(8月3日)

1969年
「すっぽんを飼う女」(1月4日)
「万博景気と北風と」(1月25日)
「死球」(6月21日)
「河童を飼う女」(7月5日)
「登り切ったら撃て」(9月27日)


「ピンク・レディ」「万博景気と北風と」といった時代背景を感じるサブタイトルが並ぶ。そんな中「人造海岸(プールサイド)の女」というトレンディ読みなサブタイトルや、「おおさか砂漠」「死球」「河童を飼う女」といった二度見してしまうタイトルも。そして「登り切ったら撃て」はどのようなシチュエーションなのか検討がつかない。


続いて70年から72年まで。

1970年
「道頓堀(トンボリ)の女番長」(5月2日)
「食虫植物」(8月22日)
「青い鳩が死んだ」(11月14日)

1971年
「ビューティフルな女賊達」(1月2日)
「泥棒にも三分の理」(2月20日 ゲスト 島田洋之介 今喜多代 西川きよし)
「とびこんできたポルノ女優」(9月18日)
「ピラニヤに狙われた女」(10月16日)

1972年
「ピンキー砦のレディたち」(1月1日)
「年賀状は生きている」(1月15日)
「3人のカルメンとそのひも達」(5月20日)
「死のキック悪魔への変身」(6月17日)
「グレープフルーツ・ビギン」(6月24日)
「老人革命」(12月2日)


「ビューティフルな女賊達」「グレープフルーツ・ビギン」「3人のカルメンとそのひも達」といったなんとなくキッチュでポップなタイトルが並ぶ。そんな中「泥棒にも三分の理」は西川きよしが泥棒を演じたのかと思うとワクワクして眠れない。ギョロ目で物色するきよし。黒ひげを塗るきよし。ほっかむりのきよし。嗚呼きよし。


さらに73年から75年まで。

1973年
「ピンキー・アニマル春の大暴走」(1月6日)
「俺のカンに狂いはない」(4月14日)
「スエーデンから来た男」(5月5日)
「北の島から」(8月18日)
「見えすぎた俺たち」(9月29日)

1974年
「たった一人の正月」(1月5日)
「大噴出! ピンキーホットオイル」(3月9日)
「鉢合わせ」(3月30日 ゲスト 島田洋之介・今喜多代、横山やすし・西川きよし)
「ババ抜き」(8月31日)

1975年
「ホトケのデカ長が消えた町」(2月1日)
「26000人の暴走」(7月26日)
「恋の後始末」(11月1日 ゲスト笑福亭鶴光)


「スエーデンから来た男」「たった一人の正月」「26000人の暴走」あたりが気になるところではあるが、やはり「鉢合わせ」の横山やすし・西川きよし、「恋の後始末」の笑福亭鶴光のキャスティングに胸がときめいてしまう。特に鶴光師匠の回はいつもよりピンク要素が濃かったのか否か、確認したいところである。


最後に76年から78年。

1976年
「帰ってきたホトケのデカ長」(5月1日)
「殺しのディスコ・サウンド」(9月4日)

1977年
「かわいそうな男」(6月4日 ゲスト岡八郎)
「私には何も起こらなかった」(9月10日)
「木枯らしのフィナーレ」(12月31日 ゲスト笑福亭鶴光)

1978年
「緊急役員会」(2月18日)
「土地」(4月1日)
「生きた化石を食った奴」(6月3日)
「生け生けボンボン」(11月18日)


「緊急役員会」「土地」といったぶっきらぼうなサブタイトルが目を引く。「殺しのディスコ・サウンド」「生け生けボンボン」あたりもキャッチーさでポイントが高い。そして「木枯らしのフィナーレ」。鶴光師匠がゲストというだけで、なんとなく楽しそうに見えてくるから不思議である。


以上である。

部長刑事、恐るべしである。
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この記事の元ブログ: 部長刑事、知ってますか?


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