日本を代表するデザイナーである川上元美氏の45年間にわたる活動の軌跡を紹介する展覧会「川上元美 デザインの軌跡」展が、9月9日(金)〜25日(日)の期間、東京・新宿のリビングデザインセンターOZONE(3Fパークタワーホール)にて開催されている。
日本のプロダクトデザインの第2世代と言われる川上氏は、今年で71歳。イタリア人建築家アンジェロ・マンジャロッティに師事し、帰国後は、高度成長期を背景に活動を始め、1970年代に名作椅子「NT」「BLITZ/TUNE」などの成功によりトップデザイナーとなったが、同展では、小物から家具、精密機器、橋梁に至る800点の作品の中から、各時代の代表作48点を選び、年代別のボックスで展示。またインテリアデコレーター長山智美氏が、川上氏の作品を使って、この会場でしか見ることが出来ない部屋を構成し、生活に根ざした川上氏のデザインの魅力をクローズアップしている(会場デザイン:トラフ建築設計事務所、グラフィックデザイン:TAKAIYAMA inc、企画・制作:TRUNK)。
なお、同展の開催期間中、関連イベントとして、(1)川上氏が指導する学生たちがデザインしたダイニングチェアの展覧会「1/1chairs.川上元美×多摩美術大学」(9月27日まで、7Fリビングデザインギャラリー)、(2)日本的美意識の上に立つ川上氏のデザインにフォーカスした「川上元美 日本の上質」(4Fにっぽんフォルム、10月4日まで)、(3)川上元美デザイン鼎談(9月18日:×川上典李子×鈴野浩一、9月23日:×佐藤卓×新見隆)などが行われる。