高さ300m日本一!「あべのハルカス」
少し前にビルの名称が決定したとニュースになったので知っている方も多いと思いますが、現在、大阪の天王寺駅前(阿部野橋駅前)で日本一の高さとなる300mの超高層ビル「あべのハルカス」が建設中です。ちょうど少し前に大阪まで撮りに行っていたので今回は「あべのハルカス」をご紹介します。まずは「あべのハルカス」の概要から。
地上60階、地下5階、高さ300m、建築面積6,123.91?、延床面積211,900.97?、設計は竹中工務店、外観はシーザー・ペリ、施工は竹中工務店、奥村組、大林組、大日本土木、錢高組です。
58〜60階が展望台
19・20、38〜55、57階が「大阪マリオット都ホテル」
17・18、21〜36階がオフィスフロア
16階が美術館と屋上庭園
B2〜14階が百貨店
こちらは2010年2月の「あべのハルカス」の建築現場です。この頃はまだ「阿部野橋ターミナルビルタワー館」と呼ばれていました。見てわかる通り結構狭い敷地に建ちます。
これは大阪駅周辺で一番有名な展望台「梅田スカイビル」の空中庭園展望台から眺めです。ちょうど矢印の場所あたりで「あべのハルカス」が建設中ですが、「ハービス大阪」の影に隠れて「梅田スカイビル」からは見えないかもしれません。
ところで「あべのハルカス」の「ハルカス」の意味は近鉄のプレスリリースを引用すると…
「ハルカス」は、「(人の心を)晴らす、晴れ晴れとさせる」という意味を持つ、いにしえの言葉「晴るかす」から名付けたもので、このビルを訪れる人に晴れ晴れとした爽快感や心地よさを提供し、「あべのハルカス」から未来への希望を発信したいという思いを込めています。とのことです。
近畿日本鉄道株式会社のプレスリリース
http://www.abenoharukas-300.com/news/abenoharukas0825.pdf
10月末に大阪マラソンで大阪に行くので、そのときにまた「あべのハルカス」の近況を撮って来ようと思います。
■「あべのハルカス」の場所
・あべのハルカス
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