ジャクソン家の内紛おさまらず？ 新たなマイケル追悼コンサートが計画中！

2009年に急逝した米歌手マイケル・ジャクソン（Michael Jackson）の兄弟であるティト（Tito）とレビー・ジャクソン（Rebbie Jackson）がプロデューサーのデヴィッド・ゲスト（David Gest）と共同でマイケルの追悼コンサートを計画している。来年、イギリスをはじめヨーロッパ各地での公演を予定している。

コンサートにはジャクソン家の友人でもあるデニース・ウィリアムス（Deniece Williams）も出演し、観客との突っ込んだ質疑応答もある。ゲストによると、公演は伝説と化したマイケルさんへの絶えることのない追悼の意を表すものだという。「ショウの大半は、これまでに明かされることのなかったマイケルの思い出やエピソードでいっぱいになるだろう」とゲストは語っている。同ツアーは「A Jackson named Michael: Remembering a legend」というタイトルで、来年3月に始まる。

この新たな追悼コンサートツアーは、他の兄弟のジャーメイン（Jermaine）とランディ・ジャクソン（Randy Jackson）からの反対がきっかけで計画された。2人は10月に英ウェールズで開催される「Michael Forever」コンサートは、マイケルの元専属医コンラッド・マーレー（Conrad Murray）被告の裁判が間近に迫っているだけに、悪趣味なイベントだと批判している。刑事裁判が閉廷する前に世間の注目を集めるイベントを開催するのは不適切だと考えているからだ。2009年に過失致死容疑で訴追されたマーレー被告の裁判は今月中に始まる。
マイケルの母キャサリン（Katherine）はコンサートの開催を100パーセント支持し、マイケルの3人の遺児のうち、上のプリンス（Prince, 14）君とパリス（Paris, 13）ちゃんの2人を連れて行くことを考えている。コンサートは10月8日に行われ、ビヨンセ・ノウルズ（Beyonce Knowles）、クリスティーナ・アギレラ（Christina Aguilera）、シーロー・グリーン（Cee Lo Green）らの出演が決定している。