重傷のイ・チョンヨンは早期復帰か…ファンから加害者への殺害予告も
 ボルトンに所属する韓国代表MFのイ・チョンヨンは、7月31日に行われたニューポート・カウンティとの親善試合でトム・ミラーのタックルを受けて重傷を負ったが、早期復帰の可能性があることが分かった。地元紙『ボルトンニュース』が報じている。

 当初、イ・チョンヨンは復帰までに9カ月を要すると診断され、今シーズン中の復帰も危ぶまれる状態だった。しかし、懸命の治療により早期復帰できる可能性が高まり、陣営は来年1月末の復帰に向けて尽力しているとのこと。

 なお、同紙は加害者であるミラーに対して韓国のサッカーファンから数百件の殺害予告があった事実も、合わせて報道。ミラーは試合後、公に謝罪を表明していたが、韓国のサッカーファンの怒りを鎮めるには至らず、ツイッターやフェイスブックなどを通じて数百件の殺人予告があったという。

 韓国代表の中心選手としても期待されている“ブルードラゴン”(イ・チョンヨンの愛称)を壊されたことに対する、韓国人ファンたちの怒りの大きさを伝えている。

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