「ディズニーランドはいつまでも未完成である。現状維持では、後退するばかりである」と語るは、ディズニー創始者のウォルト・ディズニーである。

ルイス・キャロル著『鏡の国のアリス』では、庭から先にまったく進めないアリスに向って「その場にいることですら一生懸命に走らなければならないのだえ!もっと速く!もっと速く!」と赤の女王が檄を飛ばす。これはいわば、これは有名になった人物や作品、大げさに言えば国家や人類の宿命とも言うべき概念なのかもしれない。

5日に公式発表がなされた『ドラゴンクエスト』最新作も、ある意味ではそうした足かせを追わねばならない大人気RPGゲームシリーズである。

最新作『ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族』は、シリーズ初となるオンラインゲームとして発売される見通し。ただし従来のオンラインゲームとは趣を異にすると堀井氏は語っており、「手軽に短時間ずつでも遊べる」「1人でも旅が出来る」といったシステムを導入する見通しだ。

『ドラゴンクエスト』というRPGゲームが誕生して25年。彼らもとうとう、オンラインという仮想技術を取り込むに至った。とは言え、人間の存在意義を覆すような完全仮想世界や立体映像などの近未来技術とは違い、ネット網はゲームという文化において補強的な役割を担うに過ぎない。

その基本はドット時代からまったく変わらぬ根本的なゲーム性であり、また物語性である。温故知新、現状維持すべき箇所を見誤らない、素敵な作品を期待したい。

【記事:G・Joe?】


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