「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む on サーチナ

 中国のアニメは毎日か1週間に数話放映という形態がほとんどですし、子供の頃からそれに慣れていると、基本的に週1回放映という日本のアニメのスケジュールに違和感を覚えたりもするようです。

 そんな中国のネットで、

「なんで日本のアニメって1週間に1話なんでしょうか? 効率が悪いと思うんですが」

という質問とそれに関する興味深いやりとりが行われていました。

********* そう言えば、ウチの国は1日1話とかなのに日本が1週間1話というのはちょっと不思議だね。アニメに関しては日本の方が盛んだろうしアニメの資源も多いだろうに。

 日本のアニメの番組が多いのにチャンネルが少ないから番組枠取れないんだろう。ウチの国はCCTV(中国の国営放送)だけでも15までチャンネルがあるし、それに加えて地方のテレビ局のチャンネルもたくさん入るのに日本は東京でさえも地上波はたった7チャンネルしかないんだぜ。

 中国でまとめて放映されていた日本のアニメって日本では既に放映が完了している作品だったけど、俺達が今追っかけてる新番組は日本でリアルタイムに制作されている作品。既に放映が終わった作品と制作中の作品では放映スケジュールも変わって来るんだろう。

 ウチの国では制作許可や発行なんかの審査を受けるためのサンプルも必要だし一定量作ってから放映するけど、日本の商業アニメではそういうの必要ないから作りながら放映しているからね。1週間に1話ってのは作品への反応を織り込みながら制作するのにちょうどいいペースなんじゃないかな。

 ウチの国のアニメの大きな問題は作り終わってから買い手を探すことだよね。それに加えて市場をたいして調べないし、調べたとしても「どこそこの作品が人気だからそれと同じようなものを」といったくらい、しかも制作を始めたときのモノだから完成するころには流行が変わっている。で、結果的に叩き売り。そして何の反応も無く放映されて何の反応も無く終了。それでも政府の補助金の基準が制作の分数だから、こんなのが次々と作られているんだよなー

 日本の制作方式はスケジュール管理が難しそうだけど、ちゃんと視聴者の反応を考えて作れるのが良いよね。ただウチの国の制度だと難しそうだし、ウチの国の視聴者も今のテレビの放映ペースに慣れちゃっているから、1週間後とかにちゃんとストーリーを覚えているか、そもそも興味が持続しているのかとかが問題になりそうだ……*********

 素朴な疑問ではあるものの、いざ考えてみると様々な意見が出てくるようです。またその中で、中国と日本のアニメ制作事情の違いなども見えてきて面白いですね。(執筆者:百元籠羊)