育児で心がけたい脳科学おばあちゃんの至言

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 2009年、人気テレビ番組で紹介され、育児中のお母さん、お父さんの間で話題となったおばあちゃんがいる。“脳科学おばあちゃん”こと久保田カヨ子氏だ。
 これまでの育児法を見直し、久保田氏自身が実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏付けされた独自の久保田式育児法を確立してきた久保田氏。新刊『カヨ子ばあちゃん73の言葉』(久保田カヨ子/著、ダイヤモンド社/刊)では、その育児方法をもとに、育児に心がけたい73の言葉を掲載している。
 ここではその言葉の中からピックアップして紹介する。

■『遊んで「あげる」やない!「子どもに遊んでもらう」んや』
 親が「遊んであげなきゃ」という気持ちで義務的に遊んでいたのでは、子どもも引いてしまう。「親も一緒に楽しく遊ぼう」とか「子どもに遊んでもらう」くらいの気持ちで遊ぶと、大人同士では得られない新しい発見や喜びがあるという。久保田氏自身、赤ちゃんの成長へのエネルギーと可能性の高さには、毎回驚きを通り越して感動さえ覚えると語っている。

■『記憶力は、鍛えても鍛えすぎることはない』
 記憶力は、これから成長するにつれてますます必要になるので、いくら鍛えても鍛えすぎるということはないという。「いない、いない、ばあ」は赤ちゃんの記憶力を鍛えるトレーニングとして、とても有効。「いない、いない〜」と言っている間、そこにお母さんの顔があったことを覚える(短期記憶=ワーキングメモリー)からだ。効くに関する脳内の海馬を働かせることや、ワーキングメモリーを鍛えることが大切なのだ。

 久保田氏が以前テレビ出演した際、「息子を東大へ行かせた」という部分が強調されたため、東大へ行かせるための早期教育と思っている人がいるかもしれない。
 しかし、それは誤解だ。「生き抜く」子どもを育てていきたいという久保田氏の思いが本書には詰まっている。
 毒舌ながらあたたかさを感じるカヨ子ばあちゃんの言葉の数々は、育児中のお母さん、お父さんたちの心強い味方となるだろう。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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