韓国外交通商部は2日、「日本の新政権が過去の歴史を直視し、協力関係を維持することで、さらに円熟した未来志向の日韓関係へと発展することを希望する」との声明を発表した。中国国営通信の新華社が報じた。

 記事によると、韓国政府は声明を通して野田佳彦民主党代表が日本首相に選ばれ、新内閣が正式に発足したことへの祝賀を表明した。その声明の中で、韓国政府は「野田首相が導く日本政府が過去の歴史を直視し、両国協力の基本方針を維持し強化することで、さらに円熟した日韓関係へと発展することを期待する」と述べた。

 また記事は、韓国政府が声明の中で「日韓関係の発展は東北アジア地区の安定と繁栄に非常に重要であり、日韓両国が引き続き友好関係を維持できるように努力すべき」と述べたことも紹介した。

 8月29日、野田氏は民主党代表選挙において代表に選出され、衆参両院の30日に行なわれた首相指名選挙を経て、日本の新しい首相に選ばれた。9月2日に野田首相は新しい内閣を組閣した。

 一方、産経新聞によれば、野田首相の資金管理団体が在日本大韓民国民団(民団)関係者から約30万円の政治献金を受け取っていたと報じた。同じく民主党の前原誠司氏も在日韓国人から献金を受け取っていたことを理由に菅内閣の外相を辞任した経緯があり、今回の野田首相の献金問題の今後が注目される。(編集担当:及川源十郎)