自分自身に高い目標を課すとき、もしくは高い目標を課せられたときは、これからその目標に挑もうとするワクワク感とともに、最初から「無理なんじゃないか」という諦めのような感情を覚えてしまうのではないでしょうか。

 高い目標を達成するためには、やる気と集中力は不可欠です。目標を達成するという信念を持ち続けないといけません。しかし、どうすればモチベーションを持続させることができるのでしょうか?
 米国のリーダーシップ・コンサルタントであるマーク・マーフィー氏は“Hard Goals : The Secret to Getting from Where You Are to Where You Want Be(HARD な目標を立てよ〜今の自分からなりたい自分になるためのヒント〜)”有料Podcast番組「エグゼクティブ・ブックサマリー」にて邦訳要約版を配信中)において、高い目標を立てることがいかに重要か、そして全力でその目標に挑む、もしくは挑ませるにはどうすればいいのかについてつづっています。ここでは、課せられた目標を達成させるための「心の繋がり」の重要性について紹介します。

 高い目標を部下や社員たちに課したとします。そのとき、目標が、それぞれにとって重要であれば達成に向けて全力を尽くすはずです。しかしそれが、「やらされている」ようなものだったらどうでしょうか。自分にとって重要と思えず、モチベーションは上がらないままかも知れません。
 マーフィー氏は、モチベーションは感情の高ぶりや「心からの繋がり」によって生まれるものと言います。そして、その「心からの繋がり」は3つあるというのです。

1、内的繋がり
 もし目標が、本当に大切にするものと関係があるのであれば、内的繋がりを自然に感じることができるようになります。例えばアップルの前CEOであるスティーブ・ジョブズは「これは、楽しむための信じられないほど素晴らしい方法です」といった具合に、情熱的な言葉で表現しています。

2、個人的繋がり
 自分の個人的な繋がりがモチベーションを維持することに良い作用を及ぼします。例えばダイエットに苦戦していて成功したことがなければ、自分の子どもや妻など大切な人の良い手本になることに熱意を向けてみてください。大切な誰かのために高い目標に挑む、自然と心からやる気が沸いてくるのではないでしょうか。

3、外的繋がり
 場合によっては内的や個人的な繫がりでもモチベーションを上げられないときがあります。その時は、金銭的な見返りといった外的繫がりが役立ちます。企業はよくボーナスなどの外的動機づけを使います。

 内的繋がりとは「同じ目標を持つ」こと、個人的繋がりとは「ある人の手本となる努力」をすること、そして外的繋がりとは「報酬を目的する」ことです。そして、この3つの繋がりをうまく利用することで、他人が定めた目標設定に賛同させていく、とマーフィー氏は言います。
 部下たちのモチベーション維持は上司となる立場の人にとっては大切なこと。
 部下や後輩たちのモチベーションが全然上がらない…という人は、ちゃんと彼らが繋がりを持っているか、見てみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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